ベングリオン国際空港は、イスラエルにある最大の国際空港で、イスラエルという国家の存立上から警備が厳しく、
世界一警備が厳しい空港と言われており、旅行客にはハードルが高い国でも知られています。
今回は、ベングリオン国際空港に到着してから到着ゲートまでの流れを簡単に紹介します。
入国までの流れ
飛行機から降りて、案内表示のサイン通りに入国審査場に向かいます。
途中で、パスポートコントロールへ向かう途中に人だかりがある場所があります。
ここで、滞在許可証を発行します。
基本、設置されている機器のタッチパネルに従い、パスポートをかざすだけです。
そうすると下記の許可証が出てきます。
これを発行しないと入国審査が受けられません。
わからないと説明員の人が教えてくれます。
こちらを発行したら、入国審査へ向かいます。
イスラエル人は、左側へ、外国人は、右側へ向かいます。
外国人向けのパスポートコントロールへ向かい途中に、職員にパスポートと許可証を見せたら、下記のゲートパスをもらいました。
なんとこれがあると入国審査がなく、これを手渡しで終わりなんです。
日本人だからなのかわかりませんが、非常にスムーズ過ぎてびっくりしました。
人によっては、別室に連れて行かれ質問される方もいるそうです。
おそらく、政治上問題がある国に行ったことがあるとか?そういうもので決まっているんでしょうか?
下の写真がゲートパスです。
みんなほっとした、表情で入国しています。
この流れなので、どこかでスタンプを押されるということはありませんでした。
ちなみに、スタンプを押された場合は、以下に渡航経験のある方は入国がかなり難しくなるので注意が必要になります。
また、その逆もしかりで、下記の入国履歴があるとイスラエルに入国が難しくなるので注意が必要です。
- レバノン
- シリア
- イラン
- イラク
- リビア
- サウジアラビア
- スーダン
- イエメン
- ソマリア
やはり、許可証があるからそれでOKなんですね。
しかし、拍子抜けするぐらい入国は簡単でした。
そして、パスポートコントロールの前には、ターンテーブルがあります。
荷物が無くなったり、見つかった場合は、ここで各航空会社で申請をします。
何事もなければ出口へ向かいます。
そして、普通の旅行者は、バスか電車で、テルアビブやエルサレムへ向かうと思います。
出国の流れ
出国に関しては、3時間前には到着するようにとネット等で記載されていますが、やはり早めに空港へと到着することをお勧めします。
出国の流れとしては、
- チェックイン前のセキュリティチェック(各搭乗する航空会社の前)
- 航空会社のチエックイン
- パスポートコントロールへ出国手続き
- 搭乗
特に、1番目のチェックイン前のセキュリティーチェックが大変です。
私は、エミレーツ航空を利用したため、3階にあるエミレーツ航空のエコノミークラスの列にあるセキュリティーチェックに並びます。
ここで、様々な質問をされます。
私は、運よく日本語のわかる人がいて、日本語で質問を受けました。
何日滞在したのか?とか、どこへ行ったのか?とか簡単な質問でした。
その後に、その係員が私のパスポートを持って、何やら打ち合わせをしており、戻ってくると
いきなり並んでいる列を飛ばして、カウンター前へ連れていかれました。
そこでも、英語で質問されましたが、私の英語力では、聞き取れないので困っていたところ
カウンターにあるモニターに日本語の質問表が出てきました。
それに基づき、YES,NOを伝えたらすんなり通過できました。
普通に並んでいたら、前に50名くらいいたのでおそらく1時間は、セキュリティーチェックにかかっていたと思います。
とにかくラッキーでした。
やはり、日本人に対しては、宗教的・政治的な問題がないためセキュリティーチェックが優しい感じがしました。
セキュリティーチェックを終えると航空会社のカウンター行き、チケットの発券と荷物預けを行います。
ここまで終えれ、ほぼ終了です。
最後に、出国ゲートに向かい、機器にパスポートをかざして終了です。
出国ゲートは、無人でした。
後は、搭乗まで、ラウンジで休むも良し、お土産を買うものよし思い思いの時間を過ごしてもらえればと思います。
世界一、入出国が厳しいイスラエル。
時間にゆとりを持って行動するようにしてください。
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