ルネッサンスが色づく「花の都」フィレンツェ歴史地区を散策してみた。

フィレンツェの観光

12世紀に自治都市宣言をしたフィレンツェは、14世紀前半頃から、毛織物業や金融産業の発展により
人口がおよそ12万人にもなる大都市を形成していきました。

そして、この発展に多いに貢献したのが、メディチ家です。

メディチ家は、ジョヴァンニ・ディ・ビッチが銀行業で、大きな成功を納め、コジモ・イル・ヴェッキオは
その富をバックに市政を支配すると同時に、芸術の振興にも尽力し、コジモの孫のロレンツィオは
早くから英才教育を受けて、17歳の若さでフィレンツェ市政を支配しました。
また、外交面でも手腕を発揮し、イタリア諸国間の勢力均衡の維持に努めました。

ボッティチェリ、ミケランジェロなど多数の芸術家を保護するパトロンとしても知られている。
ロレンツォの時代はフィレンツェの最盛期でもあり、「偉大なるロレンツォ」と呼ばれました。

メディチ家は、その後も芸術のパトロンであり続け、フィレンツェの支配は、18世紀頃まで続きました。
サン・ロレンツィオ聖堂、メディチ・リッカルディ宮殿、ウフィツィ美術館など、フィレンツェの
いたるところで、メディチ家の紋章を見ることができます。

フィレンツェ歴史地区
(Historic Centre of Florence)

1982年 ユネスコ文化遺産に登録

イタリアの都市フィレンツェの中心部にあり、ルネッサンスの芸術、文化があふれた街並みは、
ユネスコの世界遺産 に登録されています。

サンタ・マリア・デルフィオーレ大聖堂
(Basilica Sanctae Mariae Floris )

住所:Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI, イタリア

基本情報

クーポラ
時間
  • 8:30~19:00(月~金曜日)
  • 8:30~17:00(土曜日)
  • 8:00~16:00(日曜日)
定休日1/1、1/6、金曜祭前の金曜、復活祭、6/24、8/15、9/8、11/1、12/8、12/25~12/26、イースター
料金現地購入:18€(約2,340円) ネット購入:20€(約2,600円)*手数料:2€

ドゥオーモ大聖堂
時間
  • 10:00~16:30(月~金曜日)
  • 13:00~16:30(土曜日)
  • 13:30~16:45(日曜日・祭日)
定休日1/1、1/6、12/25、イースター
料金無料

*1€(ユーロ)=130円相当


 

「花の聖母マリア大聖堂」と呼ばれ、フィレンツェのシンボル的は建築物は、アルノルフォ・ディ・カンピオの
設計により1296年に起工し、140年の歳月を費やし、1436年に完成しました。

巨大なドームが特徴の大聖堂は、イタリアにおける晩期ゴシック建築および初期ルネサンス建築を代表するもので、
石積み建築のドームとしては現在でも世界最大です。

外観は、赤、白、緑の大理石で飾られおり、高く聳える赤褐色のコーポラ(円蓋)は、ブルネレスキの設計によるもので
高さは、112m、堂内は、三廊式の広大な空間で、ウッチェロとカスターニョの騎馬像画を見ることができます。

大聖堂に隣接して建つ鐘楼は、画家ジョットが起工したもので、高さ約85m、3色の大理石で覆われています。

大聖堂に向かい八角形の洗礼堂は、11世紀の建造で、フィレンツェの守護神聖人ヨハネを祀っています。


SylaboによるPixabayからの画像

ヴェッキオ橋
(Ponte Vecchio)

住所:Ponte Vecchio, 50125 Firenze FI, イタリア

フィレンツェ最古の橋で、現在の橋は、1345年に再建されたものです。
第二次世界大戦中に、フィレンツェの橋は、破壊されてしまったが、その美しさから破壊を免れたそうです。
橋の上には、金細工のお店が並んでいます。
ちなみに、ヴェッキオとは、「古い」という意味です。

ヴェッキオ宮殿
(Palazzo Vecchio)

住所:P.za della Signoria, 50122 Firenze FI, イタリア

基本情報

時間

博物館/ 遺跡

  • 9:00~23:00(4-9月)
  • 9:00~19:00(10-3月)
    毎週木曜日は通年「9時~14時」までとなります。

塔 / 城壁最上部の通路

  • 9:00~21:00(4-9月)
  • 9:00~17:00(10-3月)
    毎週木曜日は、9:00~14:00ですが、10月~3月は、10:00~14:00までとなります
定休日無休
料金
  • 博物館:12,5€(約1,630円)
  • 博物館 + 遺跡 + 城壁最上部の通路 + 塔:19.5€(約2,540円)
  • 博物館 + 城壁最上部の通路 + 塔:17.5€(約2,280円)
  • 博物館 + 遺跡:16€(約2,080円)

*1€(ユーロ)=130円相当


宮殿は、14世紀初めにフィレンツェの政庁舎として建てられ、現在は、市庁舎として使われています。
切石積みの三層の建物で、塔の高さは、94m、16世紀半ばにメディチ家のコジモ1世は、息子の婚礼のために
画家で、建築家のヴァザーリに依頼し、大改築を行いました。
そのため、外観は、綺麗ではないですが、内部の装飾は非常に美しい。

そして、ヴェッキオ宮殿最大の見どころは、「5百人広間」です。

制作期間は、わずか1495年7月からわずか7ヶ月間で造られたそうで、メディチ家を失脚させた「サヴォナローラ」の命で、

建築家「クロナカ(シモーネ・デル・ポライウオーロ)」が設計し完成させました。

この広間は、奥行き53m、幅23m、高さ18mの大きがあり、名前の由来のように、定員500人の議会を開催するため
に利用されたいたそうです。

ウフィツィ美術館
(Galleria degli Uffizi)

住所:Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze FI, イタリア

基本情報

時間8:15~18:50
定休日毎週月曜日、1/1、5/1、12/25
料金
  • 大人:20 €(約2,600円)(3/1~10/31)
  • 18歳未満:無料
  • 大人:12 €(約1,560円)(11/1~2/28)
  • 18歳未満:無料(4 €)
    チケットをWEBで予約する場合は、+4€かかります。
公式URLhttps://www.uffizi.it/

*1€(ユーロ)=130円相当


 

建物が、トスカーナ大公国の行政府庁舎として建築家ヴァザーリによって建てられたもので、コジモ1世をはじめとする
メディチ家の歴代の当主が収集した美術品を収蔵するため、建物の最上階が改築されました。


Michelle RaponiによるPixabayからの画像

展示品は、13~17世紀までのもので、有名な作品が数多く展示されています。

【主な作品】

  • ヴィーナスの誕生(作:サンドロ・ボッティチェッリ)
  • 東方の三博士の礼拝(作:アンドレア・マンテェーニャ)
  • 春(作:サンドロ・ボッティチェッリ)
  • 受胎告知(作:レオナルドダヴィンチ)
  • 聖家族(作:ミケランジェロ)

アカデミア美術館
(La Galleria dell’Accademia a Firenze)

住所:Via Ricasoli, 58/60, 50129 Firenze FI, イタリア

基本情報

時間8:15~18:00
定休日毎週月曜日、1/1、5/1、12/25
料金
  • 大人:8€(約1,040円) 特別展示開催時は、12€(約1,560円)
  • 子供(18歳未満):無料
    *18歳未満の場合は、国籍に関わらずパスポートなどのID提示が必要となります。
    *12歳未満の場合は、大人同伴が必要となります。
    WEB購入の場合は、+4€追加になります。また、子供でも4€かかります。
公式URLhttps://www.accademia.org/

*1€(ユーロ)=130円相当


アカデミア美術館は、1784年にトスカーナ大公「レオポルド1世」によって開設され、下記に作品が展示されています。

  •  コロッソの大広間
  •  奴隷のギャラリー
  •  ダヴィデのトリブーナ – ダヴィデ像
  •  トリブーナの翼廊
  •  1800年代の大広間
  •  1300年代の間

そして、ここの一番の有名な彫刻は、ミケランジェロ作の「ダビデ像」です。

高さは、台座含めて517㎝の大理石でできた彫像で、ミケランジェロにより、1504年に制作されました。
設置場所に関しては、意見がわかれ、最終的には、ヴェッキオ宮殿の正面玄関の前に置かれることになりました。
その後、アカデミア美術館に移送され、現在、ヴェッキオ宮殿の前には、ダビデ像のレプリカが、設置されています。

フィレンツェを訪れる前に是非読んでいただきたいのが下記の漫画です。
ルネッサンス全盛期のフィレンツェの様子が非常によくわかり、メディチ家のロレンツィオやミケランジェロなど登場してきて
非常に読み応えがあるので興味のある方は是非!!

チェーザレ 破壊の創造者(1) (モーニングコミックス)

イタリア・フィレンツェは、散策しているだけでもタイムトリップできる街です。
1日だととても回り切れませんので、ゆっくり旅をしながら散策してみてください。

ソラハピ

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