ブハラ〜サマルカンド間と並び、
ウズベキスタン旅行で最も利用頻度が高い移動区間が
サマルカンド〜タシケント間です。
この区間のメインとなる移動手段は 鉄道。
特に観光客にとっては、高速列車「アフラシャブ号」が定番です。
なお、
ブハラ〜サマルカンド間の鉄道移動(アフラシャブ号/シャルク号)については、
以下の記事で詳しく解説しています。
▶︎ 高速列車アフラシャブ号で行く|ブハラ〜サマルカンド鉄道移動完全ガイド
https://weekend-abroad-travelers.com/asia-oceania/uzbekistan/samarkand-sightseeing/trains-bukhara-samarkand/
今回は、
サマルカンドからタシケントまでの鉄道移動について、
実際に利用した体験をもとに詳しく紹介します。
ウズベキスタンの列車の種類
サマルカンド〜タシケント間を結ぶ列車は、主に次の2種類です。
高速列車「アフラシャブ号(Afrosiyob)」
ウズベキスタン版新幹線ともいえる高速列車。
- 最高時速:約250km
- タシケント〜サマルカンド(約340km)を 約2時間 で結ぶ
- 全席指定・空調完備・外国人観光客の利用率が高い
時間を重視する旅行者には圧倒的におすすめです。
特急列車「シャルク号(Sharq)」
タシケント〜サマルカンド〜ブハラを走る在来線特急。
- 所要時間:タシケント〜サマルカンド:約3時間30分・タシケント〜ブハラ:約6時間
- 座席クラス:1等車:3列シート・2等車:6人用コンパートメント
移動時間に余裕があり、ローカル感を楽しみたい人向け。
サマルカンド駅へのアクセス
サマルカンド旧市街(レギスタン広場周辺)から
サマルカンド駅までは車で約30分。
移動手段:Yandex Go(配車アプリ)・タクシー
▶︎ ウズベキスタンの配車アプリ完全ガイド|Yandex Goの使い方
https://weekend-abroad-travelers.com/asia-oceania/uzbekistan/toshkent-sightseeing/yandex-go/
出発時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。
サマルカンド駅
駅構内に入ると、想像以上に広々とした空間が広がります。

地方都市の駅とは思えないほどの規模で、
待合スペースも十分に確保されています。

事前に予約したチケット
今回利用したのは、事前にネット予約したアフラシャブ号。
- 料金:245,000スム
- 全席指定なので、当日はそのまま乗車可能
観光シーズンは満席になることも多いため、事前予約は必須です。

タイムテーブル確認
出発時刻やホーム番号は、駅構内の電光掲示板で確認します。

駅の装飾にも注目
駅構内にあるステンドグラスは、
どこか中央アジアらしさとは異なる雰囲気。
ロシア・ソ連時代の建築様式の影響を感じさせます。

ブハラ駅よりも座席数は、ある程度の人数が来ても座って待つことはできそうです。

プラットホームへ
出発時刻が近づくと、プラットホームへ移動。

列車到着までは、
指定された場所で静かに待つスタイルです。

アフラシャブ号 車内の様子
【写真:車内座席】
ブハラ〜サマルカンド間で利用した列車と比べると、
- エアコンの効きが良い
- 車内が非常に静か
- 座席も快適
長距離移動でも、ストレスはほとんど感じませんでした。

車内サービス(軽食)
乗車後しばらくすると、簡単な軽食が配られます。
内容はシンプルですが、
移動中に何か出るだけでもありがたいものです。

車窓からの景色
窓の外には、
ウズベキスタンらしいのどかな平原風景が広がります。
高速列車とはいえ、
景色を眺める余裕は十分あります。

タシケント到着
サマルカンドを出発して、
約2時間15分ほどでタシケントに到着。
車内環境が良く、しっかり休めたため、体感的にはあっという間でした。

私が訪問したのは8月で、20時頃でもまだ明るさが残っていました。

長時間移動の疲れを感じることもなく、列車はそのまま首都タシケントへと滑り込みます。
▶︎ タシケント地下鉄完全ガイド|中央アジア唯一の美しすぎる地下鉄
https://weekend-abroad-travelers.com/asia-oceania/uzbekistan/tashkent/tashkent-metro/
夏のタシケント駅前
訪問したのは8月。
20時頃でもまだ明るく、
駅前にはライトアップされた噴水が印象的でした。

サマルカンドからタシケントまでの鉄道移動は、
単なる「都市間の移動」ではなく、
ウズベキスタンという国のスケールと日常を静かに感じられる時間でもあります。
高速列車アフラシャブ号の快適な車内、
窓の外に広がる穏やかな大地、
そして、首都タシケントに近づくにつれて変わっていく景色。
移動時間はわずか2時間あまりですが、
その中には、古都サマルカンドと近代都市タシケントを結ぶ
ウズベキスタンの“現在”が詰まっています。
効率を重視するなら飛行機という選択肢もありますが、
旅の余白を楽しみたい方には、
ぜひ一度、鉄道での移動を体験してほしいところ。
列車を降り立ち、ライトアップされたタシケント駅前に立った瞬間、
この国を旅してきた実感が、きっと静かに胸に残るはずです。



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