ワット・パクナム完全ガイド|行き方・巨大大仏・エメラルド仏塔【2026年版】

バンコクの観光
スポンサーリンク

バンコク西側トンブリー地区。
運河と住宅が続く静かなエリアに、近年世界的に知られるようになった寺院があります。

それが——
ワット・パクナム(Wat Paknam Phasi Charoen)。

地下鉄を降りて住宅街を歩くと、
生活路地と運河の奥に突然現れる巨大仏像。

さらにその奥には白い巨大仏塔がそびえ、
都市の隣とは思えない宗教空間が広がります。

観光寺院でありながら、今も瞑想寺院としての性格が強い場所。
静けさと神秘性を併せ持つ、バンコクでも特異な寺院です。

地下鉄駅から徒歩わずか10分。
都市のすぐ隣に、深い信仰の世界があります。

スポンサーリンク

行き方|ワット・パクナムへのアクセス

ワット・パクナムは、大通り沿いに門が現れる寺院ではありません。

地下鉄を降り、住宅と運河の奥へ歩いていくと、
生活の風景の中に突然宗教空間が現れます。

最も迷わず到達できるのは、MRTバンパイ駅から徒歩ルート。
距離は約700m。時間にして10分ほどですが、歩くほどに街の空気が変わっていきます。

MRTバンパイ駅から徒歩(実歩行ルート)

バンコク中心部から地下鉄で来ると、
列車は次第に住宅地の下へ入っていきます。

観光エリアとは違う、静かな駅。
ここがワット・パクナムの最寄りです。

① MRTバンパイ駅で下車 → Exit 1へ

改札を出て Exit 1(Wat Nuannoradit方面)。
地上に上がると、目の前は幹線道路。寺院の気配はまだありません。

② 幹線道路を右へ歩く

高架柱が並ぶ広い道路。ローカル食堂と住宅が続きます。
ここから約5〜6分。歩いても寺院らしい景色は現れません。
少し不安になる距離感ですが、この「何もない区間」を抜けることが入口です。

③ 左の細い路地へ入る(転換点)

幹線左側に、突然細い住宅路地が現れます。
目印は——運河へ下る路地と赤い橋。
ここを入った瞬間、街の空気が変わります。
交通音が遠ざかり、生活の音だけになる。
ワット・パクナムへの入口は、この路地です。

④ 赤い橋を渡る

路地の先に小さな運河。赤いアーチ橋。
渡ると完全に生活空間に入ります。観光動線ではなく、人が暮らす通路。
ここまで来れば、道は合っています。

⑤ 運河沿いを歩く

住宅と寺院施設が混在する細道。
玄関先の椅子、干された洗濯物、小さな祠。
観光客より住民の気配が濃い場所です。生活の層を歩いていきます。

⑥ 屋根付き通路に入る

やがて屋根付きの回廊。ここから寺院領域。
ただしまだ仏像は見えません。

⑦ 抜けた瞬間、巨大仏が現れる

回廊を抜けると視界が開け、前方いっぱいに青銅仏。
住宅のスケールから、突然宗教のスケールへ。
この距離の変化こそ、ワット・パクナムへ歩く体験です。
ここが境内入口です。

BTS+ソンテウで行く場合(参考)

最寄り:

  • BTSウタカート
  • BTSタラートプルー

距離:約1.3〜1.6km
徒歩:約15〜20分

タラートプルー駅は改札を出て2番出口方面へ。
階段を下り、駅前道路で赤いソンテウを探します。

階段を下りてくると下の写真の場所になります。
そして、しばらくすると赤い〇の場所に、赤いソンテウが止まります。

運転手に「ワット・パクナム?」と確認すると通じます。

車内には降車ブザーがあり、降りたい位置が近づいたら押せばOK。
不安なら乗車時に「ワット・パクナムで降りたい」と伝えておくと安心です。

寺院前で降車でき、料金は約7〜10バーツ。支払いは降車時に手渡し。

降りたら目の前のアーケードを直進すると、境内に入れます。

境内構成|巨大仏・仏塔・本堂の位置関係

徒歩ルートで入ると、
最初に巨大仏エリアに出ます。

  • 正面奥:白い仏塔
  • 側面側:本堂

自然な参拝順は

巨大仏 → 仏塔 → 本堂

になります。

ワット・パクナム (Wat Paknam Phasicharoen)

住所: Ratchamongkhon Prasat Alley, Pak Khlong Phasi Charoen, Phasi Charoen, Bangkok 10160

巨大仏|生活の奥に現れる信仰の象徴

高さ約69mの青銅仏。
Phra Phuttha Dhammakaya Thep Mongkhon。
2021年建立、バンコク最大級の仏像です。

この仏は観光モニュメントではありません。
寺院思想そのものを表現しています。

ワット・パクナムが重視する瞑想概念、ダンマカーヤ(法身仏)。
悟りの本質を象徴する仏です。

大仏の奥に仏塔本堂

境内中央に建つ白い巨大建築が、ワット・パクナムの仏塔本堂。
高さ約80m、五層構造。2004〜2012年に建設された現代仏塔です。

内部最上階に有名な「エメラルド仏塔空間」があります。

仏塔内部の構造

1階|仏教芸術展示

奉納品・装飾・宗教資料

2階|儀式・瞑想ホール

僧侶の儀式空間

3階|博物館

仏像展示

4階|ルアンポー・ソッド像

瞑想指導者の金像

最上階|エメラルド仏塔空間

最上階に広がるのが、
ワット・パクナム最大の見どころです。

エメラルドグリーンの天井。
中央に浮かぶ仏塔。
無数の仏像。
光の曼荼羅。

仏陀の悟りと宇宙観を表現した
天界空間とされています。

この神秘的な空間がSNSで拡散され、
ワット・パクナムは世界的に知られる寺院となりました。

本堂|伝統寺院としてのワット・パクナム

境内には巨大仏と仏塔とは別に、伝統的な本堂があります。

内部に入ると正面に黄金仏。壁面は全面仏教壁画。
赤地に金装飾の天井とシャンデリアが下がり、空間全体が光に包まれます。

巨大仏や仏塔の現代性に対して、
こちらは古い寺院としてのワット・パクナムの姿です。

ワット・パクナムとは|瞑想寺院としての歴史

創建:アユタヤ時代
寺格:王室寺院

20世紀、高僧
ルアンポー・ソッド
が住職となり寺院は大きく発展しました。

彼が体系化したのが
ダンマカーヤ瞑想。

身体中心に意識を集中し、
内なる光を見出す瞑想法です。

現在も国内外の修行者が訪れる瞑想寺院です。

参拝情報

住所:Ratchamongkhon Prasat Alley, Bangkok
時間:8:00〜18:00
料金:無料

服装:肩・膝を覆う
内部:静粛

ワット・クンチャン (Wat Khun Chan)

住所:1144 Soi Thoet Thai 28, Talat Phlu, Thon Buri, Bangkok

時間 8:00~19:00
定休日 無休
料金 無料

トンブリー地区のローカル寺院で、
近年巨大仏像の建立により知られるようになりました。

境内には大型の仏像や仏教モニュメントが並び、
装飾もカラフルで独特の雰囲気があります。

観光寺院というより、
地域信仰に根ざした生活寺院の色合いが強い場所です。

現在も拡張や建設が続いており、
変化し続ける寺院でもあります。

ワット・パクナム参拝と合わせて
徒歩で訪れる人が多いスポットです。

地下鉄駅から徒歩10分。

住宅地を抜けると巨大仏。
その奥に白い仏塔。
さらに内部にエメラルドの宗教空間。

都市から生活へ。
生活から信仰へ。

ワット・パクナムは
歩くことで距離が縮まる寺院です。

バンコク中心部からほんの少し離れるだけで、
空気は驚くほど変わります。

都市のすぐ隣に、深い宗教世界があります。

H.I.S.

コメント

PAGE TOP