バンコクには、朝からしっかり食べたくなる店が数多くあります。
屋台のように気軽に入れる店も多い一方で、実際に歩いてみると、
長年地元の人に支持されながら、旅行者からも強く知られている一軒に出会うことがあります。
その代表格のひとつが、バンラックにある
Jok Prince Bangrak(ジョーク・プリンス・バンラック) です。
ジョークはタイ風のお粥で、やさしい料理という印象を持たれやすいですが、
この店の一杯はそれだけでは終わりません。
しっかり炊かれた米のとろみ、豚の旨み、そして具材の組み合わせに、
この店らしい個性がはっきり出ていました。
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Jok Prince Bangrak
住所:1391 ถ. เจริญกรุง Si Lom, Bang Rak, Bangkok 10500 タイ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時間 | 6:00~13:00、15:00~3:00 |
| 定休日 | 無休 |
| 料金 | 豚肉粥は50バーツ前後から。具材の組み合わせで変動。 |
バンラックエリアにある、地元の空気がしっかり残る人気店です。
外観は街並みに自然になじんでいて、派手な観光店というより、
昔からこの場所で親しまれてきた食堂のような雰囲気があります。
入口まわりには赤い提灯が並び、店頭に立つとローカル店らしい空気と有名店らしい存在感が同時に伝わってきます。
店内にはミシュラン掲載を示すプレートも並んでいて、この店が長く注目されてきたことがひと目で分かります。
店内
店内は細長いつくりで、入口側から奥までシンプルにテーブル席が並んでいます。
木のテーブルと丸椅子という素朴な構成で、
内装も豪華ではありませんが、そのぶん気取らず入りやすい空気があります。
壁一面にはミシュラン関連のプレートや各種アワードが飾られていて、
ローカル店らしい実用的な空間の中に、この店の実績がしっかり刻まれていました。
見た目は飾り気が少ないのに、壁を見ると「ここは長く評価され続けている店なんだ」とすぐに分かるつくりです。
また、厨房がかなり近く、店の前方では大鍋で粥を扱う様子が見えます。
大きな鍋にたっぷりと仕込まれたジョークをその場で盛り付けていくため、食堂の活気がそのまま伝わってきます。
静かにくつろぐ店というより、回転しながら次々と客を迎える、街に根付いた人気店という印象でした。
実際に訪れたのは午後3時過ぎでしたが、それでも次から次へと人が入ってきていました。
朝食の有名店というだけでなく、時間帯を問わず支持されていることが店内の様子からもよく伝わってきました。





メニュー
メニュー写真を見ると、基本は Pork Congee(豚肉粥) を軸にした構成です。
シンプルな豚肉粥から、半熟卵入り、半熟卵2個入り、ピータン入り、
さらに内臓入りまで段階的に選べるようになっていて、
初めてでも内容が分かりやすいのがよかったです。
確認できる範囲では、豚肉粥は 50 / 60バーツ からあり、
半熟卵入りは 60 / 70バーツ、ピータン入りは 70 / 80バーツ、
半熟卵とピータンの組み合わせは 80 / 90バーツ でした。
さらに、豚の胃、レバー、腸、腎臓、ミートボールなどを加えた内臓系メニューもあり、
こちらも具材の組み合わせで価格が変わります。
つまりこの店は、単なるやさしいお粥店ではなく、
豚の旨みと内臓の個性まで楽しめる店 です。
体調を整えるような軽い一杯にもできますし、
しっかり店の持ち味を味わうなら、卵やピータン、内臓入りを選ぶ楽しさもあります。
サイドメニューとして、プレーン粥、半熟卵、ピータン、揚げ麺なども確認できます。
卓上には調味料や飲み物も並んでいて、自分で少し味を整えながら食べられるのもローカル店らしいポイントでした。



実食|豚肉粥+内臓+卵+ピータン 80バーツ
今回食べたのは、メニューのおすすめにも付いていた ⑩の「豚肉粥+内臓+卵+ピータン」 です。
価格は 80バーツ でした。
シンプルな豚粥ではなく、この店の持ち味をしっかり味わいやすい、具材の厚みが出る一杯でした。
まず印象に残ったのは、粥そのものの濃度です。
さらさら流し込むタイプではなく、しっかり炊かれてとろみが強く、
米の甘みと豚の旨みが全体に溶け込んでいます。
口当たりはなめらかですが、味は思ったよりしっかりしていて、
ローカルの名店らしい力のある仕上がりでした。
そこに卵が加わることで、全体がさらにまろやかになります。
一方で、ピータンが入ることで独特の香りとコクが加わり、
ただやさしいだけの粥では終わりません。
卵の丸さとピータンの個性が重なって、
ひと口ごとに少しずつ表情が変わるのが印象的でした。
さらにこの一杯のよさは、内臓が入ることで味に奥行きが出るところです。
豚の旨みがベースにありつつ、内臓の食感や風味がところどころで立ち上がるため、
最後まで単調になりません。
朝食向きのやさしさはありながら、食べ終わる頃にはしっかり満足感が残る一杯でした。
写真で見ると素朴ですが、実際に食べると具材の組み合わせがよくできていて、
この店が長く支持されている理由が分かります。
初めて行くなら、店の個性を感じやすいメニューのひとつとして、⑩はかなり選びやすいと思いました。

Jok Prince Bangrak は、バンコクでおいしいジョークを食べたいときに、
かなり有力な候補に入る一軒です。
ミシュラン掲載歴のある有名店でありながら、実際の空気はあくまでローカル食堂に近く、
気負わず入れるのが大きな魅力でした。
やさしい朝食のように見えて、食べてみると豚の旨み、卵のまろやかさ、
ピータンや内臓の個性が重なり、しっかり店の記憶として残る一杯でした。
バンコクで、観光客向けに整えすぎた店ではなく、
地元に根付いた実力店を体験したい人には相性がよいと思います。
しかも、訪問時は午後3時過ぎでも次から次へと人が入ってきていて、
時間帯を問わず支持されている店であることがよく分かりました。
朝食としてだけでなく、少し遅い時間に立ち寄っても、
この店らしい活気を感じられるのも魅力です。
バンラック周辺を歩く予定があるなら、朝や昼、あるいは午後の軽い一食として立ち寄る価値は十分あります。
バンコクのローカルグルメの奥行きを感じたい人は、ぜひ候補に入れてみてください。



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