ミャンマー古都バゴー観光ガイド|巨大寝仏と黄金パゴダを巡るモン王朝の古都

バゴーの観光
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ヤンゴンの北東約70kmに位置する古都バゴー。

現在のミャンマー最大都市ヤンゴンから日帰りでもアクセス可能な場所ですが、
実際に訪れてみると、マンダレーやバガンとはまた異なる、
モン王朝文化の空気が色濃く残る街だと感じました。

3〜16世紀頃にはモン族の王都として栄え、
巨大パゴダや寝仏、僧院文化など、
ミャンマー仏教文化を象徴する見どころが数多く残されています。

また、主要観光地が比較的コンパクトな範囲に集まっているため、
短時間でも効率良く巡りやすいのも特徴です。

今回は、実際に歩いて巡った古都バゴーの主要スポットを紹介します。

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チャッカワイン僧院 (Kya Khat Wain Kyaung)

ウーティッラ僧侶によって1864年に創建された僧院です。
現在も数多くの僧侶が修行を行っており、僧侶の生活を垣間見ることができます。
11時頃から始まる僧侶達の食事風景ではごはんをお鉢に入れる体験ができます。

住所:Bago, Myanmar

見学時間 4:30~20:00
拝観日 無休

ウーティッラ僧侶によって1864年に創建された僧院です。

現在も数多くの僧侶が修行を続けており、
観光地というより、
実際の修行空間をそのまま見学できる場所という空気感が強く感じられました。

特に有名なのが、
11時頃から始まる僧侶たちの食事風景です。

多くの僧侶が整然と列を作って歩く光景は非常に印象的で、
ミャンマー仏教文化を象徴する場面のひとつともいわれています。

私が訪れた際は、
隣国タイからの団体観光客も多く訪れており、
実際に僧侶の鉢へご飯を入れる体験を行っていました。

観光用に演出されたイベントというより、
現在も続く日常宗教文化を外部から静かに見学する感覚に近く、
バゴーらしい空気を強く感じた場所でした。

僧院入口周辺では、大量の食事を準備する様子も見ることができ、
400〜500人規模の僧侶生活を支える大規模僧院であることが分かります。

チャッカッワイン僧院の托鉢の模様を動画でまとめてみました。
よろしくければご覧ください。

シュエモードー・パコダ (Shwemawdaw Paya)

住所:Shwemawdaw Pagoda Rd, Bago, Myanmar

時間 5:00~21:00
定休日 なし
料金 無料
その他 カメラ撮影:300チャット/ビデオ撮影:500チャット

8〜9世紀頃、仏陀の遺髪2本を納めるために建てられたと伝わる巨大パゴダです。

その後、何度も地震被害と再建を繰り返し、現在では高さ114mを誇る、
ミャンマー最大級の仏塔として知られています。

実際に近くで見ると、金色に輝く巨大仏塔の存在感は圧倒的で、
遠くからでもバゴーの街を象徴するランドマークになっているのが分かります。

また、このパゴダには、呪いをかけた鬼女伝説も残されています。

1951年の再建時、鬼の像を2体設置したところ、
以降は地震でも崩れなくなったという逸話が残されており、
現在も敷地内では鬼像を見ることができます。

巨大仏塔だけでなく、
こうした民間信仰や伝説が現在まで語り継がれている点も、
ミャンマー仏教文化の特徴のひとつだと感じました。

夜間ライトアップ時は黄金色がさらに強調され、
昼間とはまた異なる幻想的な雰囲気になります。

シュエターリャウン寝仏 (Shwethalyaung)

住所:Shwethalyaung Buddha, Bago, Myanmar

時間 5:00~20:30
料金 無料
定休日 無休
その他 カメラ撮影:300チャット/ビデオ撮影:500チャット

994年、モン族のミンガディバー王によって建造された、
ミャンマー最古級の巨大寝釈迦像です。

全長54.88m、高さ16mを誇り、
ミャンマー国内でも特に有名な寝仏のひとつとして知られています。

イギリス植民地時代、
鉄道建設調査中に偶然発見されたという逸話でも有名で、
長年土に埋もれていた巨大仏像が再発見された歴史は、非常に印象的です。

実際に目の前に立つと、寝仏の巨大さ以上に、
細部装飾の美しさが強く印象に残りました。

特に枕部分や衣装装飾、まつ毛や顔立ちの繊細な表現は非常に細かく、
モン文化系仏像らしい柔らかな表情も特徴的です。

映画「ビルマの竪琴」に登場したことでも知られており、
日本人旅行者にとっても比較的知名度の高い仏像かもしれません。

内部は非常に広く、多くの参拝客が静かに祈りを捧げており、
巨大観光地でありながら宗教施設としての空気も強く残っていました。

チャイプーン・パコダ (Kyaik Pun Pagoda)

住所:Bago, Myanmar

時間 6:00~21:00
料金 無料
その他 カメラ撮影:300チャット/ビデオ撮影:500チャット

1476年に建造された、巨大四面仏で有名な寺院です。

4体の巨大仏像が東西南北を向いて並んでおり、
遠くからでも非常に目立つ独特な構造をしています。

この寺院には有名な伝説が残されています。

4人のモン族女性が、「一生結婚しない」ことを誓い、
それぞれ一体ずつ仏像を建立しました。

さらに、もし誰かが結婚した場合は、
その人物が建立した仏像が崩れるよう呪いをかけたとも伝えられています。

その後、実際に一人が結婚した結果、
西側の仏像が崩壊したという伝説が残されており、
現在でもその逸話とともに語り継がれています。

実際に見ると、四方向を見つめる巨大仏像の迫力はかなり強く、
通常のパゴダとはまた異なる独特な宗教空間を感じました。

アクセス

バゴーへは、ヤンゴンから車で約2〜3時間前後です。

高速道路経由でアクセス可能なため、
ヤンゴン発の日帰り観光でも比較的人気があります。

一方で、
ミャンマーの道路事情や渋滞状況によって所要時間は変動しやすく、
朝早めに出発した方が効率良く巡りやすい印象でした。

現地では、タクシーチャーターや現地ツアー利用が一般的です。

バゴー市内の主要観光地は比較的近距離に集中しているため、
半日〜1日でも主要スポットを十分巡ることができます。

旅の終わりに

ミャンマーには、バガンやマンダレーのような有名古都がありますが、
実際にバゴーを歩いてみると、巨大仏塔、寝仏、僧院文化が非常に凝縮された、
ミャンマー仏教文化の縮図のような街だと感じました。

特に、現在も修行が続く僧院や、人々の祈りが日常に溶け込む空気感は、
観光地化が進んだエリアとはまた違った魅力があります。

ヤンゴンから比較的アクセスしやすいため、ミャンマー文化を深く体感したい人には、
非常に訪れやすい古都だと思います。

ena(イーナ)

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