ハイファは、1世紀にローマ軍のヴェスパスィアヌスにより軍事駐屯地として造られた町です。
その後に、十字軍に壊滅され、時代を経て、再生してきました。
そんなハイファのランドマーク的な存在である「ハーブ廟」を紹介します。
ハイファ及び西ガリラヤ地方のバハイ聖地群 (Bahá’i Holy Places in Haifa and Western Galilee)
2008年世界文化遺産に登録
18世紀、イランで起こったバーブ教は、反イスラム的であることから迫害を受け、
リーダーのバーブは処刑された。跡を継いでバハーイ教と改めたバハーオッラもオスマン朝から冷遇され
アッコ―に幽閉されました。
バッハオッラーの家はアッコに近郊にあるほか、墓廟もアッコーにあります。
ハイファには、バーハー廟があり、周囲には緑豊かなバハーイ庭園になっています。
アッコーには、バハーオッラーの廟の信徒達によって守られており、年中美しい花が彩っています。
そして、新宗教の宗教施設としては世界初の登録です。
バハーイ教とは?
イランで生まれたバーブ―教が前身で、19世紀のイランにおいて、列強の進出により経済が破綻していました。
日々の生活に苦しむ大衆から救世主(マフディー)による世直しを待ち望む声が高まる中で、1844年、セイエド・アリ―・モハンマドは
自ら「ハーブ」(門)」だと宣言しました。
シーア派の学者が彼こ救世主(マフディー)だとして、帰依し、男女平等や社会の再編を訴えました。
大衆は、熱狂的に迎えいれたがこれを恐れた政府により彼は、投獄され処刑されました。
その後、バーブ教徒の乱なども起こり、教団は、分裂しましたが、国外に追放されていたミルーザ・ホセイン・アリ
はバーオッラーを名乗り、信者をまとめました。
1995年時点で、2112の民族や部族を背景に持った人々がその信徒となり、全ての国と属領に浸透した[1]と言われる。
また、国連のNGOとしても登録されています。
バハーイ庭園(Bahai Garden)
住所:Yefe Nof St 61, Haifa, イスラエル
時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(バハーイー教の祝日) |
料金 | 無料 |
公式UR> | ハイファ – バハイ庭園 (ganbahai.org.il) |
無料ツアー |
火曜日から日曜日までの予約制のガイド付きツアー。 |
カルメル山の北斜面まで伸びる19のテラスの階段で構成されており、バハイ信教の預言者ヘラルドの休憩所である金色のドーム型の
バブの神殿は、中央のテラスに立っており、湾の向こう側にあるアッコを見渡しています。
美しい庭園からは、街、ガリラヤヒルズ、地中海のパノラマの景色を眺めることができます。
見学すポットとしては、上から見下ろすポイントと、黄金のドーム型のエリアから入る場所と2ヵ所ありますので
両方廻る場合は、私は歩きましたが、タクシーの利用かバスの利用をお勧めします。
上から眺めるポイント
上からの入場エリアは、ローズガーデンの側になります。
入場料は、無料ですが、手荷物検査がしっかりあります。
黄金ドームのエリア
黄金ドーム付近からは、この地図で示した場所に入場口があります。
ここも手荷物検査がしっかりされます。
中に入ると、手入れされた美しい庭園が広がっています。
事前に予約すれば、無料でガイドしてもらえるツアーもあります。
公式URLから申し込むことが可能です。
条件は、下記です。
ハイファ – バハイ庭園 (ganbahai.org.il)
ツアー所要時間:50分
見学時間:火曜日から日曜日まで予約制
チャージ:入場は無料です。
パーキング:バスと駐車場はイェフェノフ通りにあります。
ドレス:肩を覆い、膝まで届かず、涙が出ない服装でお越しください。小石の小道と時々滑りやすい舗装のため、トラクションの良い快適な靴を履くことをお勧めします。夏の間は、帽子と日焼け止めを持参することを検討してください。
食べ物と飲み物:訪問者は自分のボトル入り飲料水を持参できますが、他の飲み物を飲んだり、食事をしたり、ガムを噛んだり、喫煙したりすることは庭園内では許可されていません。
ベビーカー:訪問者の安全のため、急な斜面のため、ツアーではベビーカーを使用できません。
ツアー中はトイレは利用できません。
その他の禁止事項:動物や武器の持ち込みはご遠慮ください。
解除:何らかの理由で予約をキャンセルしたい場合は、他の人が訪問できるように、
電子メールまたは電話で予約の日時をお知らせください。
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