ワット・プラヤイの途中で出会う中華寺院「三聖山」|三国志・道教・中国思想が混ざる不思議スポット

パタヤの観光
スポンサーリンク

パタヤ南部、ビッグブッダ(ワット・プラヤイ)へ向かう坂道の途中。
観光客の多くがそのまま素通りしてしまう場所に、少し不思議な中華系寺院があります。

それが 三聖山(儒道佛 三聖山です。

一見すると寺院ですが、内部は中国の歴史や思想をモチーフにした
屋外型のテーマパークのような空間になっています。

スポンサーリンク

三聖山

住所:WV89+G9C, Muang Pattaya, Bang Lamung District, Chon Buri 20150 タイ

基本情報

時間 早朝から夜
定休日 無休
料金 無料

※施設によっては閉まっている建物もあります。

ワット・プラヤイ観光とセットで立ち寄れる場所

三聖山は、ビッグブッダで知られるワット・プラヤイへ向かう途中にあります。
同じ丘の上にあり、徒歩やソンテウ移動の流れでそのまま立ち寄れる距離です。

▶︎ ワット・プラヤイ(ビッグブッダ)の詳細はこちら

ワット・プラヤイ(ビッグブッダ)完全ガイド|パタヤで仏教文化を感じる展望スポット
タイは仏教国として知られ、バンコクやチェンマイでは数えきれないほどの寺院を目にします。一方、世界有数のビーチリゾートとして知られるパタヤにも、静かに信仰を集める仏教施設があります。それが、丘の上に巨大な仏像が鎮座するワット・プラヤイ(Wat...

金色の巨大仏像が象徴的なタイ仏教寺院と、
中国思想をテーマにした三聖山を続けて見ることで、
同じ場所に重なる宗教文化の違いがはっきり見えてきます。

入口に現れる巨大な白い観音像

入口でまず目に入るのが、
白い観音菩薩が安置された「観音宮殿」。

タイにいながら、完全に中国寺院の空気に切り替わります。
ワット・プラヤイの金色の仏像とは対照的で、
同じ丘の上でも宗教文化の違いがはっきり感じられる場所です。

中国史・思想の場面を再現したオブジェ群

敷地を進むと、突然現れる不思議な石像やジオラマのようなオブジェ。

一見すると意味が分かりませんが、
多くは中国古典や歴史物語を表現したものです。

三国志の世界

三聖山のテーマの一つは 三国志。

代表的なのが
三顧の礼(劉備が諸葛孔明を三度訪ねる場面) を再現した像。

横になっている人物が諸葛孔明で、
中国史好きなら思わず足を止めてしまうポイントです。

西遊記の世界

さらに進むと
三蔵法師の旅(西遊記) をモチーフにした像も配置されています。

儒教・道教・仏教という三つの思想をまとめて紹介するという
この施設のコンセプトがよく分かるエリアです。

福禄寿仙宮 ― 道教の三仙

途中に現れる 福禄寿仙宮。

福・禄・寿の三神は日本では七福神のイメージがありますが、
もともとは 道教の星神(福星・禄星・寿星) を起源とする存在です。

タイの中華系コミュニティの信仰文化がそのまま持ち込まれているのが分かります。

孫文像と中山園

さらに進むと、突然現れる 孫文(中山)の銅像 と中山園。

宗教施設の中に近代中国の革命家が登場するため、
やや唐突に感じるエリアですが、
海外華僑社会では孫文が精神的指導者として敬われている背景があります。

道教の最高神格「太上老君」

敷地内には
道教の最高位に位置づけられる三清の一柱 太上老君 も祀られています。

ここまで来ると、

  • 儒教(思想)
  • 仏教(宗教)
  • 道教(神仙思想)

を一体的に紹介する施設であることがはっきり見えてきます

最奥にある関帝廟

最後に現れるのが 関帝廟(関羽を祀る廟)。

商売繁盛や義の象徴として、
東南アジアの華人社会では非常に信仰が厚い存在です。

※訪問時は閉まっていることもあり、
時間帯によっては内部を見学できない場合があります。

ワット・プラヤイへ向かう途中、偶然見つけて立ち寄った三聖山。
観光地として大きく紹介される場所ではありませんが、
儒教・道教・仏教、さらには三国志や西遊記までが同じ空間に並ぶ景色は、想像以上に印象に残ります。

ビーチリゾートのパタヤにいながら、中国思想や華人文化の層に触れられる——
そんな“文化の重なり”を静かに感じられるのが、この場所の面白さでした。

ワット・プラヤイだけで引き返してしまうのは少しもったいないので、
時間に余裕があれば、坂道の途中でぜひ足を止めてみてください。
人の少ない敷地をゆっくり歩いていると、観光地とは違う、もう一つのパタヤの表情が見えてきます。

ターキッシュエア&トラベル

 

コメント

PAGE TOP