世界自然7不思議にも選ばれた!!世界遺産「プエルト・プリンサセ地下河川国立公園」を散策してみた。

サバンの観光
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バラワン州は、ルソン島の南西、ミンドロ島とマレーシアのボルネオ島の間に位置する島々で、
バラワン島を中心に1780の島々からなります。

その玄関口であるプエルト・プリンサセは、スール海に面したバラワン島の中心にあり、州都となっています。

プエルト・プリンサセ地下河川国立公園は、ここから3時間ほどかけてサバンまで向かいます。
河川部分8.2kmを含む全長24km以上にも及ぶ地下洞窟になっています。

地下河川国立公園は、国立公園に無断で立ち入ることが、禁じられており、環境保護の観点から
一日に入場できる観光客が限られているため、個人で訪問する場合は、必ずプエルトプリンセス市内のメンドーサ公園の
北側にあるオフィスで許可を取る必要があるため、現地のガイド付きツアーでの参加が一般的です

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プエルト・プリンセサ地下河国立公園(Puerto-Princesa Subterranean River National Park)

1999年のユネスコ文化遺産に登録

プエルト・プリンサセ地下河川国立公園は、バラワン島パラワン州の州都プエルト・プリンサセ市
から北西80㎞のセント・ポール山岳地域に位置しています。
この一帯は、石灰岩のカルスト地形で、202㎢の保護区域には、長さ8.2㎞という世界最長の地下河川が流れている。
洞窟の中に入れるのは、公園が管理する船だけで、一般の船の立入は禁止されている。
公園内の森林は、動植物や昆虫の宝庫でもあるが、園内で生活する人々の違法な伐採によって
森林の保水力が低下し、様々な悪影響が出ています。

プエルト・プリンサセ地下河川国立公園(Puerto-Princesa Subterranean River National Park)

住所:フィリピン Palawan, プエルト・プリンセサ

時間
  • 月~金曜 :8:00~16:00
  • 土・日曜日:8:00~12:00、13:00~17:00
定休日 無休
入場料
  • 大人:150ペソ 子供:12~20歳:100ペソ
  • ボート代(6人)700ペソ

プエルトプリンサセ地下河川国立公園に入場するには、身分証明書が必要になります。
環境税として40ペソ徴収されます。
国立公園のため、売店もなく、ペットボトルの持込も禁止されています。
気温もかなり高く日差しも強いので、水筒を持参することをお勧めします。

洞窟の入口には、世界遺産のモニュメントがあります。

新世界の7不思議自然版になったと記載されている看板があります。
でも、これってまだ確定ではないんですよね?

ここのボート乗り場から乗船します。
手漕ぎボートには、ライフジャケットとヘルメットをかぶって乗り込みます。

奥に見える穴が、地下河川の入口です。
航行可能な地底河川としては8.2kmと世界最長になります。

202平方kmもの広大な公園の地下はカルスト地形となっていて、地下洞窟の高さは約60mで幅は約120mと
潮の満ち引きによって影響を受けています。

プエルト・プリンセサ地下河川の下流は海に繋がっているため、潮の影響でここだけが持つ珍しい生態系が見られます。
ライトを当てると蝙蝠たちが飛んでいきます。

プリンサセ地下河川国立公園のツアーの様子を動画で編集しました。
よろしければご覧ください。

世界遺産に登録され、なお、世界7不思議(自然版)にもなっているプリンサセ地下河川国立公園。
フィリピンへ旅行される方で、ここまで来る方は少ないと思いますが、バラワン島は、エルニドなどもあり
ビーチリゾートも楽しめる場所なので、是非、足をは運んでみる価値は十分にあります。



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