タジキスタンを事前にネット検索してみると、
観光情報はおろか、レストラン情報すらほとんど見つからないのが現実です。
特に地方都市となると、日本語はもちろん英語情報も皆無に近く、
「ちゃんと食事ができるのか?」と不安になる人も多いはず。
そんな中、今回訪れたのが、
国境付近でチャーターした車のドライバーに勧められた一軒、
パーンジャケントのローカル食堂 Chaikhona Abubakr です。
Chaikhona Abubakr
住所:FJX8+96R, Rudaki street, Panjakent, タジキスタン
- 電話番号:不明
- 営業時間:不明
- 定休日:不明
※地方都市のローカル食堂では、営業時間や定休日が明確に決まっていないことも多く、
「昼どき〜夕方に営業していればラッキー」くらいの感覚で訪れるのが無難です。
店内
レストランは建物の2階にあります。
外観は正直かなり地味で、初見では少し不安になるかもしれません。
しかし、一歩中に入ると印象は一変。
店内はとても清潔で、テーブル配置もゆったり。
地元のファミリー層が多く利用している様子からも、
この店が地域に根付いた安心できる食堂であることが伝わってきます。


冷蔵ショーケースには、
中央アジア名物の シャシリク(シシカバブ) 用の肉が並んでおり、
料理はすべて注文後に調理されるスタイルです。

メニュー
メニューはロシア語のみ。
文字だけ見るとまったく分かりませんが、
中央アジアの定番料理が中心なので、指差しや雰囲気で十分対応可能です。
- プロフ(ブロフ/ピラフ)
- シャシリク(羊・鶏など)
- マンティ(蒸し餃子)
- おかゆ、パンケーキなどの朝食メニュー
旧ソ連圏らしく、ロシア語が共通語として使われているのも、タジキスタンらしいポイントです。


そして、中央アジアと言えばシャリク(シシカバブー)ですね。
お肉は、羊や鶏肉などから選びます。

おかゆやパンケーキなど朝食メニューなどあります。

オーダー
ナン
最初に運ばれてきたのは、中央アジアの主食であるナン。
形や焼き色は、どこかサマルカンドのナンに似ている印象です。
地理的に近いことを考えると、料理文化が共通しているのも納得できます。

マンティ(中央アジアの蒸し餃子)
中央アジア版の肉まんとも言えるマンティは、サイズが大きく、食べ応え抜群。
中にはしっかり味付けされた肉が詰まっており、
シンプルながら満足度の高い一品です。

プロフ(ブロフ)
そしてメインは、中央アジアを代表する料理 プロフ。
羊肉の旨みと油のコク、米の炊き加減のバランスが素晴らしく、
今回の旅で食べた中で一番おいしいプロフでした。
地方の食堂だからこそ、観光客向けではない「日常の味」が楽しめた一皿です。

タジキスタンは、
事前情報がほとんどなく、食事に関しても期待と不安が入り混じる国です。
しかし結果的に、地元の人の勧めは、やはり外れが少ないと改めて実感しました。
派手さはありませんが、清潔で、安心して食事ができ、味も確か。
パーンジャケント周辺を訪れるなら、
迷ったときの一軒として、十分おすすめできる食堂です。
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