クアラルンプール中心部から南へ約25km。
行政上の首都として計画的に造られた街 プトラジャヤ は、
1995年に当時の第4代首相マハティール首相の主導で開発が始まり、
2001年に連邦直轄領となった比較的新しい都市です。
現在では国会の一部機能を除き、多くの省庁がクアラルンプールから移転し、
マレーシアで最も“未来的に発展した都市”のひとつとなっています。
その都市景観の中心に位置し、象徴的存在として知られているのが
プトラ・モスク(通称:ピンクモスク) です。
プトラモスク(Masjid Putra)
住所:Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya, マレーシア
| 時間 |
|
| 定休日 | 無休 |
| 料金 | 無料 |
| 注意点 | 男女関係なく露出度が高い服装(ショートパンツなど)の方は入場は禁止 入り口付近にある窓口でローブを借りて入場する必要あり。 |
正式名称は マスジット・プトラ(Masjid Putra)。
「マスジット」はマレー語でモスクを意味します。
直径約36mの巨大ドームは、モロッコ様式とペルシャ様式を融合したデザインで、
内部装飾は非常に繊細かつ上品。
高さ約116mのミナレット(尖塔)は、プトラジャヤの都市景観を象徴するランドマークとなっています。
総工費は 約2億5,000万リンギット、わずか2年という短期間で建設され、1999年に完成しました。
外観の“ピンク色”は塗装ではなく、
ピンクがかった花崗岩(天然石)を使用しているのが大きな特徴です。
そのため、時間帯や天候によって印象が大きく変わります。
- 朝〜昼:明るいサーモンピンク(清潔で爽やか)
- 夕方:オレンジ寄りの深いピンク(ドラマチック)
- 曇天時:淡いローズグレー(落ち着いた印象)
「光で完成する建築」と言われる理由が、訪れるとよくわかります。
中央の礼拝ホールは、最大約15,000人が同時に祈りを捧げられる巨大空間で
ドーム直下は柱が少なく、視界が非常に広いのが特徴です。
・礼拝ホール(ドーム直下)
・前面の大階段とアーチ状ポーチ
・周囲を囲む回廊(リワーク)
・横方向に配置されたミナレット
・背景に広がるプトラジャヤ湖
湖畔に立つ姿まで含めて、初めて完成形となるモスクです。

観光で行く場合でも、モスクは“祈りの場所”なので、ピンクモスクに入る場合は、肌の露出は避ける(袖・膝下が基本)
ことが基本なので、該当する方は、入口でハリーポッターの衣装のようなローブ(アバヤ)を無料で借りることができるので
来てから入場する形となります。l


礼拝ホール(内部空間)は、ドーム直下の巨大ワンルーム空間になっており柱が少なく、視界が非常に広いです。
天井装飾は、幾何学模様(イスラム文様)で統一され、花や植物を抽象化したアラベスク・金・白・淡色を
基調にした落ち着いた配色になっており、光の使い方は、直射光は避け、間接光中心に、
窓からの光が壁を伝い、空間全体に拡散し静寂と神聖さを演出しています。

巨大なピンクドームは丸みが強く柔らかい印象で、装飾も非常に繊細。
天井の模様はまるでバラが咲いたように美しく、「華やかだけど上品」な空間を作り出しています。

このモスクを訪れる人の多くは、プトラ・モスクの撮影することだと思います。
時間ごとに色が変化するモスクは、時間帯により撮影ポイントが変化します。
ベスト撮影時間帯(超重要)
撮影するには、時間が重要なのでおすすめ時間帯をまとめてみました。
午前中(9:00〜11:00)
おすすめ度:★★★★★
- 青空×ピンクが最も映える
- 湖面が比較的穏やか
- 観光客が少なめ
ブログのメイン写真はこの時間帯が最強
夕方(16:30〜18:30)
おすすめ度:★★★★☆
- ピンクがオレンジ〜ローズ色に変化
- 逆光・シルエット撮影が可能
- ドラマチックな雰囲気
写真に「物語性」を出したい人向け
夜(ライトアップ)
おすすめ度:★★★☆☆
- ライトに照らされたピンクが幻想的
- 湖への映り込みも美しい
ただ、 風があると水面反射は崩れやすいので ISO高め・手ブレ注意してください。
プトラモスクへの行き方
プトラモスクを訪れる観光客の多くは、Grabまたは電車を利用するのが一般的です。
電車+バスの行き方
電車で移動の一番の魅力は、コストと時間のバランスです。
電車でプトラモスクに向かう行き方では、「KLIA Transit」という電車を利用します。
KLIA2空港からだとPutrajaya & Cyberjaya(プトラジャヤ&サイバージャヤ駅)は、4駅目の駅になります。
KLIA2駅からプトラジャヤ&サイバージャヤ駅までの料金は、大人RM9.4、子供RM4.2です。

そこから駅に隣接しているバスターミナルからプトラジャ巡回L15が走っており、RM1.5で
ピンクモスクの目の前のPutra Squareで下車します。

ただ、バス利用は、便が少ないので注意が必要です。
Grabやタクシーで行く場合
Grabの利用でも空港かや市内からだと30分程度での距離で、時間帯や混雑状況によりだいぶ変動がありますが、
およそ1000~1500円の価格になります。
電車+Grabで行く場合
クアラルンプール国際空港からピンクモスクへ行く場合は、この組み合わせが一番コストパフォーマンスが高いです。
電車料金は、大人RM9.4(300円前後)、子供RM4.2(130円前後)で、Grabでの料金は、10分程度で400円弱です。
つまり空港から700円程度で、行くことができます。
移動手段は、コストパフォーマンスを求めるか?時間を求めるか?稼働や手間を求めるか?
旅の種類によっても変わります。
プトラジャヤ湖のほとりに建つプトラ・モスク(ピンクモスク)は、
マレーシアの近代都市計画とイスラム建築美が融合した象徴的存在です。
淡いピンク色の天然石ドームは光によって表情を変え、
湖面に映る姿まで含めて完成する景観は圧巻の一言。
建築の美しさだけでなく、
信仰の場としての静けさや精神性を体感できる貴重なスポットでもあります。
クアラルンプールから日帰りで訪れることができ、
写真撮影・郊外散策にも最適です。
マレーシアを訪れるなら、ぜひ立ち寄りたい必見の名所です。


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