そして、この「東洋のモナリザ」は、作家のアンドレ・マルローが、祠堂の壁面に施された
このデバター像に魅せられ、盗掘して国外に持ち出そうとして逮捕されたことがあり、この事件を題材にして、
「王道」という小説を著したことで有名になったデバターのレリーフでもあります。
ただ、現在は、遺跡保護の観点からロープが張られ、立入禁止となっているので、望遠鏡があった方がベストです。
赤色の砂岩で造られており、非常に美しくアンコール遺跡群の中でも群を抜いて綺麗です。
数あるレリーフの中で、下の写真が、「東洋のモナリザ」です。