現地の言葉で「輝く大きな場所」という意味のラパ・ヌイという島。
そして、この謎多き島は、1722年に西洋からの船が到着し、折しも、その日がイースーター(復活祭)で
あったことから、オランダ人提督ヤコブ・ロッゲフェーンによって名づけられた イースター島。
この謎多きモアイの島を9つのエリアにわけてみました。
下が全体のエリア別に分けたMAPです。
今回はその中で、タハイ儀式村周辺を紹介します。
1995年 ユネスコ文化遺産に登録
800体を超す巨大なモアイ像が島中にあることで有名なラパヌイ。
島の先住民達は、4~5世紀頃にポリネシアから渡来したと推定されています。
モアイ像は、彼らによって10~16世紀にかけて制作されたと
考えれています。その後、部族間の抗争により、多くのモアイ像が倒された。
住所:Hanga Roa, Isla de Pascua, Valparaíso
入場時間 | 9:00~20:00(早朝ツアーは、7:00~) |
入場日 | 無休 |
入場料金 | 80ドルか54000ペソ |
事前申請 | 2019年9月よりオンライン申請になり、申請をしないと入島できません。 現在は、19日前からの申請になります。 【公式案内サイト】https://www.gob.cl/rapanuiprotegida-en/ 【入国申告書】https://ingresorapanui.interior.gob.cl/ 主な規制としては、 ①往復の切符(飛行機・船)の確保 ②上記の切符の滞在時間上限(30日)を超えないもの ③入国申告書にオンライン申請後に、送られているメールの提示 ④チリ観光局が指定する宿泊施設の予約。または、イースター島居住者からの招待状 |
*100ペソ≒80円程度
ハンガ・ロア村から歩いていけるタハイ儀式村は、1968~1970年にかけて
アメリカの考古学者、ウィリアム・マロイ博士により復元された儀式村の跡。
イースター島で唯一目のあるモアイ像。
ただし、目は、イミテーション。
1968年にウィリアム・マロイ博士により復元されたもの
こちらも1968年から1970年に復元されたモアイ像。
倒れた場所に再度復元されました。
5体のモアイ像が並んでいます。
年代測定の結果、700年代のもので、人工遺物としては最も古い。
3体のモアイ群の距離感はこんな感じです。
石が楕円形に並べれていた場所は住居跡で、ボートのような形をしていたのでボートハウスと呼ばれています。
さとうきびの茎を立てて、葦で屋根を拭いていた。
入口は、かなり窮屈で、四つん這いになって入っていたらしい。
イースター島で多大な功績をあげた考古学者ウィリアム・マロイの墓が見守っています。
他にも数体のモアイ像は倒れたままです。
ラパ・ヌイ語で、食人洞窟と言われていますが、海に面していることから
船を造る場所だったと言われています。
特徴は、天井に無数の渡り鳥が描かれています。
拡大するとよくわかります。
最近では、もろい岩盤のため保存が危ぶまれています。
ピコ港を背にして立つモアイ像。
島在住の考古学者セルビオ・ラブにより1998年に復元されました。
なんでも、ボートの目印として建てられたらしい。
このすぐそばの広場には、2体のモアイ像が倒れています。
タハイ村1ヵ所でも見ごたえ十分です。
ハンガロア村からも歩いて行ける場所でもあり、夕陽がとても綺麗な場所なので
ゆっくりしたくなるそんなエリアです。