インドには2020年現在、文化遺産が30件、自然遺産が件、複合遺産は1件の合計38の世界遺産があります。
今回、私が訪れた北インドの世界遺産は、14件の中9件訪問しました。
今回、ご紹介するのは、インド観光のハイライト!! 世界一美しい墓 タージマハールです。
ちなみに、タージマハルは、新世界7不思議に選ばれています。
そして、新世界の7不思議は、スイスに本拠を置く「新世界7不思議財団」により2007年に選出されました。
新世界の7不思議は、下記になります。
住所:Dharmapuri, Forest Colony, Tajganj, Agra, Uttar Pradesh 282001 インド
1983年 ユネスコ文化遺産に登録
時間 | 日の出から日没 |
定休日 | 金曜日 |
料金 | 1300ルピー(アグラ州の遺跡や歴史的建造物の入場に関する税金込み) |
公式URL | https://www.tajmahal.gov.in/ |
*100ルピー=145円程度
まずは、タージマハルは、入居時に厳重なセキュリティーを受けます。
そして、様々な禁止事項があり、大きい荷物や飲食や筆記用具までも持込禁止されています。
飴さえもNGという記事もありました。
飲み物に関しては、ペットボトルが手渡されてますので、それを飲みます。
そして、私みたいな撮影をする人は、ビデオカメラ禁止が一番辛かったです。
入場する前に、最低限の荷物で行くことをお勧めします。
これが、手渡された水と靴カバー。
タージ・マハルには、入場ゲートが3ヵ所あり、東西と南門があり、それぞれ入場時間が違うので気をつけてください。
下の写真は、無料電動シャトルです。
こちらが、タージ・マハルの案内図です。
大楼門も見事なシンメトリーです。
門をくぐると白亜のタージ・マハルが見えてきます。
ここで、タージ・マハルについて少しばかり説明します。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンは、妃のムムターズ・マハールを深く愛していましたが
1631年に亡くなってしまい、最愛の妃を弔うために建てられたお墓がタージ・マハルです。
タージ・マハルの完成には、実に22年の歳月と2万人以上もの人が動員されました。
このため、ムガル帝国の国力が傾いたとも言われています。
タージ・マハルは、南北560m、東西303mの敷地の中に建てられており、ありとあらゆるものが
左右対称になっており、完璧なシンメトリーになっています。
下の写真を見ても見事なシンメトリーがわかりますね。
白亜の墓は、基壇の大きさが95m四方、本体は、57m四方になっており、高さは、
67m、4隅のミナレット(塔)の高さは、43mもあります。
ちなみに、ミナレット(塔)は、倒壊しても本体が傷つかないように、少し傾けて建てられているそうです。
タージマハルの正門です。
完璧なシンメトリーのタージ・マハルですが、唯一シンメトリーでないのが、霊廟の中にある棺です。
シャー・ジャハーン王と妃のムムターズ・マハルの棺の大きさが若干違っているそうです。
霊廟内にあるモザイクは、イスラム教伝統のアラベスク模様です。
隣には、ヤムナー河が流れています。
タージ・マハルの両側には、モスクが並んでいます。
シャー・ジャハーンは、この後、ヤムナー対岸に、黒大理石で建設した黒いタージ・マハルを立てる両者を橋で
結ぶことを計画していたが、自分の息子に幽閉され、幻に終わってしまいました。
下の写真は、アグラ―城から見たタージ・マハルです。
世界で一番美しいお墓 タージ・マハル。
これを見るために、インドを訪れる人も多いことでしょう。
建物内部は、セキュリティ等も厳しくとっても綺麗です。
是非、インド最高の建築物を堪能してみてください。