インドには2020年現在、文化遺産が30件、自然遺産が件、複合遺産は1件の合計38の世界遺産があります。
今回、私が訪れた北インドの世界遺産は、14件の中9件訪問しました。
今回、ご紹介するのは、イスラム様式とヒンドゥーの建築様式が融合された世界遺産 ファテープル・スィークリーです。
住所:Buland Gate, Dadupura, Fatehpur Sikri, Uttar Pradesh 283110 インド
1986年 ユネスコ文化遺産に登録
時間 | 日の出~日没まで |
定休日 | 無休 |
料金 | 600ルピー |
*100ルピー=145円程度
ムガル帝国3代目アグバルは、なかなか世継ぎに恵まれなかったが、この地に住む聖者シェーク・サリームを
訪ね、世継ぎ問題を相談したところ、男児が生まれるという予言により、第4代皇帝ジャハーンギールを得た。
これにより、アクバルは、1571年に首都をこの地に移転させました。
約5年をかけて建設された都は、3㎞×1.5㎞の敷地を城壁で囲み、宮廷エリアとモスクエリアに分かれています。
アクバルの理念であるヒンドゥーとイスラム文化的な融合がされており、他にはない建築様式として大変めずらしい建築物です。
しかし、水不足により、14年後には放棄されてしまいました。
ここは、宮廷地区の政務部分に当たる場所で、ここに置かれた玉座から王は、貴賓や賢人たちを迎えたそうです。
室内の中央には、房状の装飾が施された巨大な柱が建っています。
2階の回廊の四方から延びる橋でこの柱の上に渡ることができます。
柱状に支えられた階段状の五層の吹き抜けからなり、下層の柱のデザインは、すべて異なっており、
1階の柱の数は、列柱が84本あります。
このパンチ・マハルは、まさにヒンドゥーとイスラムの文化の融合が反映されている建物で、
イスラム建築であるアーチやドームなどは、あまり用いず、傾斜した屋根や庇など、木造建築の木組みを
そのまま石で表現したような造りになっており、古くから仏教やヒンドゥー教の石窟寺院で見られる建築様式です。
内部は、装飾が大変美しく残されています。
中には、大きく十字形に方眼が刻まれており、ここでは、ハーレムの女性たちを駒に見立てた
チェスを王が眺めるための施設だったそうです。
この壁には、十字架に蓮の模様があしらってあります。
このハレームには、ヒンドゥー教・キリスト教・イスラム教の女性がいたそうで、この遺跡は、いろいろな場所で
宗教が融合されていますね。
ジャハーン・ギールの妃の名で呼ばれる宮殿で、夫婦の住まいでもあった場所です。
深い庇が特徴的な建築物です。
第3大皇帝アクルバが、1573年にグジャラート地方を征服した記念に建立された門。
水不足だけで、14年で放棄された都。
そのために、どれだけの労力とお金が使われたのか?と思ってしまいますね。
後、この遺産は、私が観光した時もかなり人がいなくて、タージ・マハルと違いゆっくり見ることができました。
是非、ファーテプル・スィークリー日本語で、「勝利の都」を味わってください。
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