昔は、インカ帝国時代の遺構とスペインの街が融合したクスコの街並み。
そんなスペインの街並みの中心となっているカテドラルとアルマス広場を紹介します。
そして、クスコの街並みは世界遺産に登録されています。
1983年 ユネスコ文化遺産に登録
ペルー南部、首都リマの南東約570kmの古都。インカ帝国の首都として15世紀に繁栄の絶頂にあったクスコは、
1533年スペイン人によって征服されました。スペイン人は、この街を完全には破壊せず、スペインとキリスト教の
支配を誇示する街として振り替えたことによりインカ的要素とスペイン的要素との文化混淆が評価されています。
住所:Cusco 08002
時間 | 10:00~18:00 *館内の撮影は、不可。 |
定休日 | 無休 |
料金 | 25ソル (約720円) |
*100円=3.4ソル程度
インカ時代のピラゴチャ神殿を取り壊して建てられた大聖堂。
1550年から始まり完成したのが1650年と100年の歳月を要して完成しました。
私は、時間の関係で入場できませでしたが、中は、ポトシの銀100トンを使ったメインの祭壇は豪華絢爛だそうです。
また、壁にはいくつもの宗教画が飾られており、メスティソの画家マルコス・サパタが描いた
クスコ版の最後の晩餐の絵が有名のようで、名物クイの周りをキリストと聖人たちが囲んでいる絵だそうです。
夜はライトアップされています。
住所:Plaza de Armas Cusco S/N, Cusco 08001 ペルー
入場時間 | 9:30~111:30、13:00~17:30 |
定休日 | 日曜日 |
入場料金 | 15ソル (約430円) |
インカ第11代皇帝ワイナ・カバックの宮殿があった場所に建てられた教会。
今ある教会は、1650年頃の大震災で崩壊してしまったが、1688年に再建されたものだそうです。
教会内部には、画家マルコス・サパタによる「マーティン・ガルシア・デ・ロヨラとベアトリス・クララ・コヤの結婚」
は、必見だそうです。
アルマス広場越しのラ。コンバニーア・デ・ヘスス教会
住所:Calle Plateros 326, Cusco 08000 ペルー
アルマス広場は、インカ時代は、ワカイパタ・アウイパカタと呼ばれる広場になっており
広場は、インカが征服した街に印としてまかれ、代わりに300㎞離れた海岸の砂を敷き詰めたそうです。
その広場をスペインは、カテドラルを建設し、ここから植民地化を進めたそうです。
クスコの街は、散策するには、近場に観光スポットが密集しており、非常に散策のしやい街です。
私は、1泊だけだったので、あまり見ることができませんでしたが、時間をかけてゆっくり回ってみたい街です。