メキシコ・シティの中心から
北部に15㎞程度行った場所にグアダルーペ寺院あります。
電車で行く場合は、地下鉄6号線ラヴィラバシリカ(BASILICA)駅から徒歩3分の場所にあります。
また、この寺院が世界的に有名な理由はバチカン公認のカトリック3大奇跡(聖母の出現)の
寺院のひとつになっているからです。
ちなみに、3大寺院は、下記になります。
日付は出現した年月。
住所:Fray Juan de Zumárraga No. 2, Villa Gustavo A. Madero, Gustavo A. Madero, 07050 Ciudad de México, CDMX,
時間 | 6:00~21:00(土・日曜11:00~15:00) |
入場日 | 無休 |
料金 | 無料 |
注意事項 | ショート パンツ、 帽子の着用禁止。 |
グアダルーベ寺院は、聖マリアにまつわる
伝説により建てられました。
その伝説とは、1531年12月9日、
先住民のフアン・ディエゴは、前日にキリスト教に改宗してミサへ
参加するためテペヤックの丘を歩いていると突然、
目の前に褐色の聖母が現れた。そして、聖母は、自らをマリアと名乗り
「司祭のもとへ行って、ここに教会をたてるように伝えよ」と告げた。ティエゴは、その話を司祭のもとに行き話を
伝えるも信じてもらえなかった。すると再度、ディエゴのもとに聖母が現れ、
この時期では、咲かないバラを与えた。ディエゴはそのバラをマントに包み、
再び司祭のもとへ向かった。
そして、司祭の前でマントを広げるとマントには、
褐色の肌を持った聖母が浮かび上がった。その奇跡を見た司教は、聖母マリアの話を信じて1556年に礼拝堂建設された。
そして、この伝説が、世界三大奇跡のひと言われています。
グアダルーペ寺院は、1709年にテペヤックの丘から
現在の位置に移動したが、
地盤沈下が激しく寺院が傾いてしまったので、
1976年に新たな寺院が建立されました。
旧寺院は、主に観光用で利用されています。
下の像は、ヨハネ・パウロ2世です。
彼は、グアダルーペの聖母を
「全アメリカ大陸の守護者」と定めました。
円盤型でかなりおしゃれな感じな寺院です。
こちらは、主にミサとして利用されています。
メキシコは、90%が敬虔なカトリック信者なので
非常に多くの信者が訪れて時間によっては、
非常に混んでいます。
褐色の聖母マリアは、新寺院で見ることができます。
混雑を回避するためか聖母前の通路が、歩く歩道になっています。
このマントにはまだ不思議な謎があります。
ひとつは、、聖母の瞳を25倍に拡大してみたところ、フアン・ディエゴ・司祭・通訳の3人が
描かれているのが発見されたそうです。
そしてもうひとつは、「聖母を描いた染料の成分は地球上に存在しない」とのことです。
なかなか見ることができない貴重なマント。
混んでいてじっくり見ることができませが、メキシコの中で人気の寺院に是非訪れてみてください。