マドリッドには、マドリードの3大美術館と呼ばれる美術館があります。
その中で、今回紹介するプラド美術館は世界三大美術館にも数える人もいます。
ちなみに、一般的には、世界三大美術館は、下記になります。
住所:Paseodel Prado, s/n 28014
営業日&営業時間 | 月~土 10:00~20:00 日・祝 10:00~19:00 入場は、閉館の30分前まで |
料金 | 14₤(リラ) プラド美術館は、月曜日~土曜日までの18時~20時 日曜日の17時~19時までが「無料」です。 プラド美術館創立記念日の11月19日、国際博物館の日5月18日も無料になります。 |
公式URL | https://www.museodelprado.es/ |
入場チケットはこんな感じです。
プラド美術館は、スペイン歴代王家のコレクションが3000点も展示されています。
特筆すべきは、スペイン画家である
「ディエラ・ベラスケス」と「フランシスコ・デ・ゴヤ」と「エル・グレコ」3名の作品は圧巻です。
美術館の正面には、ベラスケス像が置かれています。
今回は、プラド美術館のHPでコレクションでUPされていた画像の中で、私の印象に残っているものを記載します。
フラ・アンジェリコ『受胎告知』(1426年)
「受胎告知」というとウフィツィ美術館収蔵のレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたものが有名ですが、
私は、この絵のイメージが強いです。
ヒエロニムス・ボス「快楽の園」(1503-1504)
この三連祭壇画は、板に油彩で描かれています。
プラド美術館のシンボル的な絵画です。
エル・グレコ「胸に手を置く騎士の肖像」(1580年)
プラド美術館に収蔵されている作品が多いエル・グレコの作品。
この作品も非常にインパクトがあります。
ディエゴ・ベラスケス「ラス・メニーナス」(1656年)
そして、プラド美術館の入口に銅像があるベラスケスの作品です。
この作品は、「ラス・メニーナス」日本語訳で「女官たち」という名前で
西洋美術史において、最高傑作と呼ばれているそうです。
写真のように瞬間的に切り取られたような感じが見て取れます。
この絵は、プラド美術館の入場券にも描かれています。
フランシスコ・デ・ゴヤ「マドリード、1808年5月3日」(1814年)
この絵は、1808年5月2日から5月3日の未明にかけてマドリードの市民の暴動を
鎮圧したミュラ将軍率いるフランス軍によって逮捕された反乱者が銃殺刑に処された場面を描いています。
ピーテル・パウル・ルーベンス「三美神」(1635年)
ルーベンスと聞くと多くの日本人は、フランダースの犬の最後のシーンで
アントワープ大聖堂の「聖母被昇天」の前で、ネロが召されるシーンにより有名になった画家ですね。
この絵もプラド美術館では見るべき絵画ですね。
(絵画の画像は、すべてプラド美術館HPより参照)
とにかく、所蔵品が13000点以上もあり1日でも見切れない量です。
私は、前にも記載しましたが、17時からの無料の時間で行ったので、賞味1~2時間での見学になりました。
まわりにも非常に綺麗な建造物が建っています。
マドリッドには他にも見るべき美術館がたくさんあります。
個人的には、時間があればソフィア王妃芸術センターのピカソの「ゲルニカ」も見たかったです。
とにかく、芸術系が好きな方は時間をとってゆっくり見ることをお勧めします。