東西交易の集積港として栄えたエフェソスの街。
そして、エフェソス遺跡は、ギリシャ・ローマ遺跡では、最大規模の都市遺跡群です。
住所:Acarlar, 35920 Selçuk/セルチュク/İzmir, トルコ
2015年 ユネスコ文化遺産に登録
入場時間 | 8:00~17:00 |
入場料金 | 60TL |
入場日 | 無休 |
入場ゲートからすぐ目の前にある2世紀建造のローマ式浴場。
3つの浴室があり、マッサージルームなんかもあったそうです。
2世紀頃建造の音楽堂で、1500人を収容できたそうです。
また、集会場なんかにも利用されていたそうです。
ローマ帝国の第11皇帝ドミティアヌスを奉った神殿。
高さ7mの皇帝像が設置されていました。
アルテミスの礼拝所だったが紀元前3世紀に市議会堂として修復されたました。
竈の神で、国家体制の鎮護神として崇拝されたウェスタの女神の聖火を灯していたそうです。
ホントス乱を平定したローマ独裁官スッラが霊を慰めるために建てられたもの。
碑には、スッラと息子のガイウス。そして孫のメミウスのレリーフがあります。
クレテス通りにある半神半人の英雄ヘラクレスが彫りこまれている門。
ナイキのマークのモチーフとなったレリーフ。
ニケがナイキになったそうです。
ヘラクレス門からセルススの図書館までを結ぶメインストリート。
1世紀に造られた男性用の水洗式トイレ。
当時は、仕切りがなかったそうです。
紀元前1世紀頃の住居跡。
住居前には、モザイクの道が当時のまま残っています。
斜面を利用して階段状に築かれた住宅。
この場所は、別で入場料がかかります。
紀元前1世紀にトラヤヌス帝に捧げるために建設された泉。
138年に、エフェス市民のクインティリウスが皇帝ハドリアヌスに献上した神殿。
正面のアーチの中心には、ティケのレリーフ。
奥にはメデューサのレリーフがあります。
2世紀初頭、エフェスの総督であったセルススの功績を記念して、息子が建てた図書館。
知恵や美徳の象徴する4体の女性像が並んでいます。
ちなみにこれは複製です。
ここには、2万冊の蔵書があったと言われおり、
このセルスス図書館・アレキサンドリア図書館・ペルガモン図書館は、世界旧三大図書館と呼ばれています。
皇帝アウグストゥスの奴隷だった2人が解放されたのちに、経済的に成功し、皇帝のために建てた門。
マーブル通りの中に、足跡の広告があります。
なんでも、売春宿の広告らしく、この足より小さい人は利用できなかったなんて説もあるらしいです。
約24000人も収容できたトルコ最大の円形劇場です。
紀元前3世紀頃に建築されたそうです。
2015年に世界遺産に登録されたエフェソス遺跡。
古代文化が息づいている感じがします。
四方で1㎞程度のエリアなので1~2時間あればメインどころは回ることができます。
是非、悠久の歴史を感じてください。