エジプト第一王朝の首都として建設されたメンフィス。
現在は、荒廃しており、今は面影はまったくなくなっており、今では、遺跡を残すのみとなっています。
そして、ギザ・メンフィス、ダフシュール、サッカラまでのピラミッド地帯が世界遺産に登録されています。
1979年 ユネスコ文化遺産に登録
エジプト古王国期の首都メンフィスと、メンフィスに都した王たちの墓地遺跡であるギザやサッカラ、ダフシュールの遺跡群が含まれており、この遺跡群の多くは、エジプト古王国期にあたるエジプト第3王朝からエジプト第6王朝期にかけて建設されたものです。
このエリアは、大小80ものピラミッドが発見されています。
住所:Mit Rahinah, Al Badrashin, Giza Governorate, エジプト
時間 | 8:00~16:00 |
定休日 | 無休 |
料金 | 80EGP(約550円) |
*100EGP(エジプトポンド)=680円程度
広場の真ん中には、1912年に発見されたスフェンクスを見ることができます。
こちらのスフィンクスは、アラバスタという大理石の一種で作られており、ギザのスフィンクスなど
に比べて、白色が特徴的です。
大きさも、全長8m、高さ4.25mあります。
遺跡の入口の右側にある建物の中に、かつてラムセス2世がプタハ神殿の入口に立てた像が横たわっています。
こちらの像は、地震により脚部が倒壊したため現在の状態になっています。
頭には上下エジプトを示す二重冠をかぶり、腰には短剣を差しており、像の高さは13m。
博物館の2階からはラムセス2世の表情を見ることができます。
ちなみに、この像は2体あり、もう1体は、大エジプト博物館のエントランスに展示されているそうです。
また、入口を通り反対側には、プタハ神を祀った神殿跡があり、聖牛アピスのミイラを作るために使用された
アラバスタ製の解剖台があるそうです。
私は、時間の関係上見ることができませんでした。