ギザのピラミッドは、約4500年前、古代エジプト王国の第4王朝の頃に造られました。
そして、このピラミッドは、紀元前2世紀頃にフィロンが書いた「世界の7つの景観」に選ばれたもので,
現存する唯一のものとなります。
ちなみに、7つとは、
そして、ギザ・メンフィス、ダフシュール、サッカラまでのピラミッド地帯が世界遺産に登録されています。
1979年 ユネスコ文化遺産に登録
エジプト古王国期の首都メンフィスと、メンフィスに都した王たちの墓地遺跡であるギザやサッカラ、
ダハシュールの遺跡群が含まれており、この遺跡群の多くは、エジプト古王国期にあたるエジプト第3王朝から
エジプト第6王朝期にかけて建設されたものです。
このエリアで、大小80ものピラミッドが発見されています。
住所:Al Haram, Nazlet El-Semman, Al Giza Desert, Giza Governorate, エジプト
時間 | 8:00~18:00(夏期) 8:00~16:00(冬期) |
定休日 | 無休 |
入場料金 | ギザのピラミッドエリア:200EGP (約1,350円) |
クフ王のピラミッド(内部):400EGP(約2,700円) | |
カフラー王のピラミッド(内部):100EGP(約680円) | |
メンカフラー王のピラミッド(内部):100EGP(約680円) | |
ギザのピラミッドエリア・太陽の船博物館・クフ王セット:600EGP(4,050円) |
*ギザのピラミッドは、常時3基のうち2基が公開されています。
*100EGP(エジプトポンド)=680円程度
ギザの3大ピラミッドは、クフ王・カフラー王・メンカフラー王の3基が斜めに並んでおり、
お互いに太陽を遮ることがないように配置されています。
全長は、146mであったが、現在は、頂上部がなくなっており、137mの高さになります。
現在は、頂上部に鉄の棒が設置されており、その高さが本来の頂上を示しています。
かつては、表面は、外装用の化粧岩で覆われていたそうだが、現在は、全部盗まれ、石が剥き出しになっています。
クフ王は、古王国時代の第4王朝の2番目のファラオです。
カフラー王のピラミッドは、3つのピラミッドの真ん中にあり、143mの高さになります。
なお、こちらのピラミッドには、頂上部に化粧岩が残っています。
3基のピラミッドの中では一番保存状態が良いです。
カフラー王のピラミッドの正面には葬祭殿があり、ここから参道がまっすぐ河岸神殿に通じています。
カフラー王は、古王国時代の第4王朝の2番目のファラオで、クフ王の息子になります。
私は、カフラー王のピラミッド内部に入りました。
かなり狭い通路を歩いていきます。
こちらがカフラー王像。
ちなみに、大スフィンクスは、カフラー王のために建てられたものです。
3大ピラミッドの一番奥にあり、高さは、66mと3基の中で最も小さい。
メンカウラー王はエジプト古王国第4王朝のファラオで、カフラー王の息子にあたります。
クフ王の父スネフェル王から始まった第4王朝は、メンカウラー王の後、シェプセスカフ王で終焉を迎えることとなりました。
小さい頃から来たかった憧れのピラミッド。
砂漠のど真ん中にあると思ったら裏手がホテル群をなんとも悲しい風景が広がっていました。
また、ピラミッドの下には客引きや物売りが多く、結構、忙しないです。