コロニアルな街並みが残る 世界遺産「プエブラ歴史地区」を散策してみた。

メキシコ・シティから120㎞東にあるコロニアル都市ブエブラ。

この街は、街自体が世界遺産になっています。

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ブエブラの歴史地区(世界遺産) (Historic Centre of Puebla)

1987年 ユネスコ文化遺産に登録

ブエブラは、メキシコ・シティとメキシコ湾岸のベラクルスを結ぶ交通の要衝にあり、
1531年にスペイン人のフランシスコ会の宣教団により町が建設されました。

この場所は、豊かな高原地帯に位置することから、農業経済の中心、またメキシコ・シティとメキシコ湾岸の
ベラクルスを結ぶ交通の要衝として発展していきました。

天使が修道士の夢に現われ、この地に新しい町を作るようにに告げたという伝説から「天使の町」と呼ばれ、
カテドラルや教会が建設されました。

町の大きな特徴として青タイルに代表されるスペイン発祥の陶器、特産のタラベラ焼きが教会や家々の
壁に使われ、ブエブラ独特の景観を醸し出してます。

サントドミンゴ教会 (Capilla del Rosario, Santo Domingo)

住所:Victoria del 5 de Mayo, Centro, 72000 Puebla, Pue

基本情報

時間 8:00~13:00、16:00~18:00
ロザリオ礼拝堂:9:00~12:15、16:00~18:00
定休日 月曜日
料金 無料

1571~1647年にかけて建造され特に、1690年に完成したロザリオ礼拝堂は圧巻です。

壁面から柱から聖壇まで、黄金箔で覆われています。

カテドラル (Catedral de Puebla)

住所:C. 16 de Septiembre s/n, Centro, 72000 Puebla, Pue

基本情報

時間 10:00~12:30、16:00~18:00
定休日 無休
料金 無料

1575年~1649年に建造されたカテドラル。
堂内の中央部にある大オルガンが演奏されており、聖堂内に響き渡っています。

砂糖菓子の家 (Museo Casa de Alfeñique)

住所:Av. 4 Ote. No.416, Centro, 72000 Puebla, Pue.,

基本情報

時間 10:00~17:00
定休日 月曜日
料金 40ペソ

18世紀に副王の迎賓館として建てられた。
現在は、古代文化や古美術品の博物館になっている。

名前の由来は、赤を基調とした壁面に白いクリームをのせた、砂糖菓子を想像させる建築物として名付けられたそうです。

セルダンの家 (Casa de los Serdan)

住所:Av 6 Ote 206, Centro, 72000 Puebla, Pue.,

基本情報

時間 10:00~17:00
定休日 月曜日
料金 25ペソ

1910年の革命2日前に戦闘の舞台となった指導者格のアキレス・セルダンの家で、銃弾の跡も当時の状態のまま
革命記念博物館になっています。

ブエブラの風景

ソカロ広場

ブエブラは、「メキシコ郷土料理発祥の地」としても有名で、グルメを含めた町歩きも楽しい町です。

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