ダイバーの中ではあまり、メジャーではないイースター島。
行きづらさとやはり観光が目的の人が多く、そんなに盛んじゃないのかと思っていました。
しかし、日本では、メジャーではありませんが、欧米人をはじめ結構盛んなようでした。
理由① イースター島は、すべての大陸から離れた絶海の孤島であり、また、強い海流も相まって、
世界的にも最もプランクトンが少ない海域にあるためとにかく、透明度は抜群であること。
私もいろいろな国で潜ってきました、明らかに他とは違う透明度でした。
理由② イースター島は、非常に固有種が多いということ。
固有種の占める割合は、28%だそうです。
今回は、イースター島でダイビングの模様を紹介します。
まずは、ショップ選び。
私が選んだショップは、ORCAです。
なんでも、かの有名なジャックマイヨールのお弟子さんが開いたショップだそうです。
住所:Hanga Roa, Easter Island, Valparaíso, チリ
ショップのURLは、こちら http://orcadivingcenter.cl/
店内はこんな感じです。
そして、こちらがオーナーのジャック・マイヨールのお弟子さんだったそうです。
港から小型ボートで出航します。
さて、ダイビングの話をする前に、注意点を!!
今回は、もともとダイビングはできないと思い、機材は用意せず、
ダメもとで飛び込みで1本潜れないか交渉しました。
そして、なんとかOKをもらえるもすぐに潜る話になり、機材を借りることに。
しかし、スタッフは、ほんとんどスペイン語しか理解しません。
そのため、機材の調整やウェットの緩みなどなかなかうまく行きませんでした。
そして、問題は、ウエイトです。通常、ウエイトは、kgで考えいるんですが、ポンドで聞かれます。
しかも、潜る直前、船の上で。
英語で聞いても通じず結果。。。皆様の行く場合は、自分のウエイトを理解しておいてください。
下が比較表です。
kg(キログラム) | lb(ポンド) |
0.91kg | 2lb |
1.81kg | 4lb |
2.72kg | 6lb |
3.63kg | 8lb |
4.54kg | 10lb |
さて、海の中は、というと、日本では、夏休みしかし、イースター島は、南半球。つまり、冬です。
陸は、まったく影響ありませんが、水中は違います。
ぶかぶかのウェットに水温18度。。。。
激寒でした。
イースター島の水温は、18~28度時期によりだいぶ水温が違うので注意してください。
さて、海の中はというとスーパークリアでした。
本当に陸上いるくらいの感じです。
そして、イースター島で一番有名なダイビングポイント
モアイ像です。
なんでも、とある島民がおじいさんの思い出を残すために沈めたコンクリート製のモアイ像。
さすがに、テンションは上がりますね。
そして、下のチョウチョウウオがイースーターアイランドバタフライフィッシュです。
基本、固有種はテンションがあがります。
しかし、寒すぎてじっくり見れず。
そして、透明度が良い=魚がいない
ということで魚の数が数えれそうな感じでした。
一応、確認用で、下の写真も固有種のイースターダムゼルフィッシュです。
寒さで手が震えていて、手振れしています。ご勘弁ください。
シマアジ
伝説の王様の名を冠したキャンチャクダイ科のホトゥマトゥア・ピグミーエンジェルフィッシュは
探すことはできませんでした。
ここで、水中モアイポイントを動画でまとめてました。
よろしければ見てください。
とにかく、久々のハプニング満載のダイビングでした。
私もエントリー早々カメラをロストして探し回ることに。
透明度は、ほぼ陸上並みなので探せないことないのですが、5分探しても見つからず。
しかし、なんと、アシスタントのガイドが拾ってもってました。
最初にロストしたので、拾っていたなら渡して欲しかった。。。。
実は、私達が潜った日が、冬期のOPEN日だったみたいで
寒かった理由がわかりました。これからどんどん水温も上がるんですね。
目印のモアイ像。