カオサンロードと聞くと世界中のバックパッカーの聖地と思う人も多いと思います。
もともと「カオサン」とは、タイ語で「白米」という意味で
元々この近辺でコメ問屋が多かったことに由来しているそうですが、
そんなカオサンロードがなぜバックパッカーの聖地と呼ばれるようになったかというと
もともとこのエリアは、王宮や三大寺院を含め多くのバンコクの多くの観光地を抱えており、
そのため旅行客が多いことから、近隣住民が空き室を安く旅行者に貸すようになり、
それが伝わりバックパッカーが集まるようになりました。
また、人が集まると旅行代理店などが店舗を構えるようになり、そのためエアチケットや
情報収集が得やすい環境となりさらに、多くの旅人が集まるようになりました。
また、東南アジアの中では、比較的政情も安定しており近隣の国からバックパッカーが
集まってきたのも大きな要因みたいです。
カオサンロードは、僅か300mくらいの通りを言います。
この狭い道に飲食店や売店などがたくさん並んでいます。
カオサンロードは、非常に行きづらい場所です。
まずは、カオサンロードへ行く手段として
カオサンロードに一番簡単に行けるのはもちろんタクシーです。
カオサンロードは、タイでも有名な観光地なのでタクシーの運転手に、「
カオサンロード」と言えば、問題なく目的地に着くことができます。
電車で一番近い駅まで行き、そこからタクシーが時間的、金銭的に一番ベストだと思います。
こちらは、MRTサナムチャーイ駅から行く方法が一番距離が短いと思います。
最短コースで約2㎞程度になります。
もちろん歩けない距離ではないので暑いので体力を考えながら訪れてみてください。
チャオプラヤ川をボート利用して、バンコクの三大寺院を観光している方も多いと思います。
カオサンロードは、このエリアに近いので3大寺院の観光とセットで考えて
散策するのもいいと思います。
さて、チャオプラヤエキスプレスを利用した場合は、
Phra Arthit(プラ・アーティット)N13が最寄りの乗り場になります。
SATHORNからだと60バーツになります。
2019年に誕生したチャオプラヤリバーラインを利用した場合
PHRA PIN KLAO PIRE(プラ・ピン・カラオ)N12が最寄りの乗り場になります。
SATHORNからだと60バーツになります。
チャオプラヤリバーラインのHPは下記参照してみてください。
チャオプラヤリバーライン
普通の旅行者にはあまりお勧めしませんが安くカオサンロードまで行きたい人は利用してみてください。
下記がカオサンロードまでに行く路線番号になります。
以上、3パターンの移動手段を記載しました。
その他にも、ドンムアン空港からエアポートバスで来る方法もあります。
カオサンロードは、回りの観光も含め1日いても十分楽しめる場所なので
是非散策してみてください。
ちょっぴりインスタ映えを意識した店舗もありますね。
さて、カオサンロードの周りには、観光できるスポットもたくさんありますので、何カ所か
ご紹介します。
まずは、カオサンロードを近辺を散策しているとひときわ大きい寺院が見えてきます。
住所:Chakrabongse Rd, Chana Songkhram, Phra Nakhon, Bangkok 10200
電話番号 | 02-281-8244,02-281-5056 |
時間 | 8:00~21:00 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
ワット・チャナ・ソンクラームは、タイでは、有名な寺院のひとつで、「チャナ」は「勝つ」「ソンクラーム」は、
「戦争」という意味で参拝すると困難に打ち勝つ事ができると言われています。
この寺院の歴史も古くアユタヤ時代にさかのぼり年末年始になると多くの地元民で賑わうそうです。
中には、黄金の仏像が鎮座しています。
回廊にも黄金の仏像が並んでいます。
回廊には、エメラルドの仏像もあります。
外観もとても綺麗な寺院です。
住所:Phra Athit Rd, Chana Songkhram, Phra Nakhon, Bangkok 10200
時間 | 24時間 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
チャオプラヤ―川とバーンラムプー運河との分岐点に設置されたのが、このプラ・スメーン要塞。
外敵から都を守るために城壁と14の要塞が設置されていたが、その後は、ほとんど取り壊され、
この要塞だけが残ったそうです。
最近、塗りなおされたのか白い要塞は青い空にはとても映えます。
要塞の周りの公園には、多くの旅人がくつろいでいました。
住所:Na Hap Phoei, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200
時間 | 6:30~18:30 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
1782年4月21日に建てられたはサーンラックムアンと呼ばれる黄金に輝く2本の柱。
タイでは、古代インドの宗教であるバラモン教を取り入れ、新しい街を作る際には、
町の基礎なるべき柱を建設し、永遠の発展や繁栄を祈願する習慣があります。
現在の柱は、ラマ4世の頃に建て替えれたものですが、最初のラックムアンは、トンブリからバンコクに
遷都した時に、建造されたもので、これがバンコク遷都後の最初の建物と言われています。
高さ2.73m、直径が76㎝ある柱には願い事をかなえてくれる力がやどっていると言われています。
長い方はラーマ1世による建立。
短い方はラーマ4世が建立したものである。
回りにはいろいろな社が設置されています。
ここまで来るとカオサンロード周辺と言っていいのか微妙ですが。
住所:Sanam Chai Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200
この宮殿は、かつての王宮で、一部の王子の仮住まいや王室のゲストの宿泊施設として利用されていました。
現在では、外務省博物館になっています。
カオサンロード周辺は、食事や買い物以外ににも足を延ばせば見どころ充分な観光スポットが
たくさんありますので是非散策してみてください。