Categories: マニラの観光

マニラ地区エリアのメイン観光スポット(サンチャゴ要塞・マニラ大聖堂)をご紹介します。

マニラ市内の観光の名所といってもいいイントラムロスは、16世紀にスペイン人がフィリピン統治の根拠地
とした城塞都市で、周囲は、城壁で形成されており、かつては、スペイン人とスペイン人の混血のみが
住むことが許されていたエリアで、世界遺産にも登録されているサン・アグスティン教会を
はじめ、今回紹介するサンチャゴ要塞やマニラ聖堂などマニラ市内の観光のメインエリアになっています。

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サンチャゴ要塞(Fort Santiago)

住所:HXVC+M5V, Intramuros, Maynila, 1002 Kalakhang Maynila, フィリピン

時間 8:00~19:00
料金 大人:75ペソ 学生:50ペソ
定休日 無休

こちらが入場チケットです。

パッシグ川に面した、イントラロムロスの北西の一番端に位置する、要塞は、かつては、城壁都市のなかで、
戦略上もっとも重要な場所として置かれていました。

サンチャゴ要塞はフィリピンを征服したミゲル・ロペス・デ・レガスピによって建てられ、その全周は約620mに及びます。

第二次世界大戦時には日本軍占領されており、多くのフィリピン人がこのサンチャゴ要塞に連行・幽閉され、命を落としました。
その中で、水面下に造られた地下牢に閉じ込め、満潮時に水死させたという残虐行為は今もフィリピン国内で語り継がれており、
現在も地下牢や水牢跡などが残されています。

当時を物語る砲台が残されています。

要塞内部は、スペイン独立運動の英雄として現在も多くの国民から尊敬されている
フィリピンの革命家「ホセ・リサール」の記念館があります。

そして、ホセが収監されていた時の様子を表わした模型を見ることが出来ます。

ホセはサンチャゴ要塞に収監され、死刑執行されています。

現在は、公園となり市民の憩いの場所となっています。

マニラ大聖堂(The Manila Cathedral)

住所:Cabildo, 132 Beaterio St, Intramuros, Manila, フィリピン

時間 6:30~17:00
料金 なし
定休日 無休

マニラ大聖堂は、1571年に教会として、建てられましたが、1579年から修道院として利用されていました。
第二次世界大戦で、破壊されたが、1954~1958年に再建された教会で、フィリピンで最も重要な教会とされています。
この再建にあたっては、当時の神奈川県知事から援助があったと言われています。

2015年には、ローマ法王が訪れてミサが行われました。

建築様式は、ロマネスク風の建物で、広い内部は、厳かな雰囲気で、フィリピン人アーティストによってデザインされた
ステンドグラスは必見です。

マニラ大聖堂にはアジアで一番大きいと言われている4500本ものパイプオルガンがあります。

展示コ―ナーもあります。

イントラロムロスにある観光スポットは、スペイン文化とアジア文化が混ざったマニラ市内の一番の
観光スポットです。

それほど広くもないので、十分徒歩で散策できますので、文明の交差点を堪能してみてください。

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