Categories: ラワグの観光

ラオワグ空港から世界遺産「ビガン歴史地区」や「パオアイ教会」へ日帰りでの行き方を紹介します。

フィリピンは、交通手段があまりよくなく遠方へは、長距離バスか飛行機を使うことになります。
ただ、長距離バスは、値段は安いのですが、マニラ市内からルソン島北部まで行くとなると10時間以上もかかるため
短期の旅行者だとなかなかハードルが高いと思います。

ただ、ルソン島北部には、世界遺産が3ヵ所あるため、世界遺産に興味がある方は、訪れたい場所だと思います。

今回は、私が、飛行機を利用し、マニラから日帰りしたルソン島北部観光をスケジュールを合わせて紹介します。
かなりの忙しい行程になりますのでその点ご了承ください。

①セブ・パシフィック航空で、マニラ国際空港を4:40に出発し、ラオワグ国際空港に6:00に到着。

ラオアグ国際空港

住所:5GJJ+RPR, Lungsod ng Laoag, Hilagang Ilokos, フィリピン

ラオワグ国際空港は、とても小さな空港なので、飛行機から降りたらすぐにゲートまで行くことができます。

ゲートを出て歩いていくと、大きな広場に出ます。
ここに、トライシクルが何台も止まっており勧誘をしてきます。
ここで、金額を交渉しましたが、一律200ペソと言われました。

観光客向けのかなり高い金額ですが、他に手段がないため、トライシクルをチャターして、バスターミナルに向かいます。
だいたい時間にして20分くらいだと思います。
私が乗ったトライシクルは、写真のようにかなり年期が入っていました。

目的地のパルタスバスターミナルには、6:40分頃に到着しました。

Partas Bus Terminal Laoag City Ilocos Norte

住所:5HXM+RQH, Paco Roman, Laoag City, 2900 Ilocos Norte, フィリピン

バスターミナルの入口です。

ここで、ビガン行きのチケットを購入します。
ラオワグからマニラまでの路線で、途中で降りる感じになります。
ビガンは、大きなバスステーションのため、ビガンと言えば通じるから大丈夫です。

下の写真がバスのチケットです。
乗車時にチェックされます。
値段は、覚えていませんが、160ペソ程度だったような気がします。
下の写真が切符ですが、どうなっているのかよくわかりません。

今回は、ラオワグを6:58に出発で、9:16分にビガン到着の便で行きました。
ただ、時間は、結構アバウトで、出発したのは、7:10頃でした。

長距離バスなだけあって、USBの充電などできて、わりと快適でした。

途中、休憩もなく、ビガンにあるバスステーションに到着です。

Partas Bus

住所:H99M+2CG, New Market, Gen. Luna Street, Vigan City, 2700 Ilocos Sur, フィリピン

このバスステーションまでは、原則、普通の停留所しかないので、ビガンに行かれる方はわかりやすいと思います。
バスステーションからビガンの中心地までは、徒歩10分程度です。

ビガンからラオワグ方面へパオアイ教会へ

私の場合は、日帰りのため、早めにラオワグ方面を戻ろうと決めていたので、ビガンの観光終了後に、食事もとらずに
パオアイ教会へ向かいました。
ただ、観光だけなら2~3時間あれば充分見て回れます。

私は、昼頃までにビガンを離れようと思っていたため、11:30頃にバスステーションに到着しました。
販売員にラオワグ行きは、何時頃?と訪ねても12:00~13:00というアバウト返事のためとりあえず待合場所で待つことにしました。
ラオワグ方面へのチケットは、バスの中で買うように指示されたためこの販売所では購入できませんでした。

一応、下記がタイムスケジュールです。

待つこと30分、12:10頃にバスが到着しました。
バスに横に書いてあるLAOAGの文字があるため、確認して乗車しました。

チケットは、下になります。

今回は、パオアイ教会を目指したので、最寄り駅をBatac Cityにして、チケットをバスの中で購入しました。
Batac Cityは、ビガンからラオワグ方面へ向かう途中で、距離で行くと3分の2位のビガンからラオワグまでの距離にあります。
なので、空港に向かっていく感じなので、なんか安心感があります。

Batac City

Batac Cityの降ろされた場所は、下の写真のように、停留所みたいな場所です。

ここからパオアイ教会までは、ラオワグ→バタック→パオアイの循環のジプニーが走っているのでそれに乗車します。
乗り場に関しては、特にあるわけでなく、私の場合は、パオアイ教会方面へ歩いていたらすぐにジプニーが通って乗車しました。
値段は、15ペソでした。

文字で、LAOAGーBATACーPAOAYと書いてあるのでわかりやすいですね。
ただ、間違えて乗るとラオワグ方面に向かうので注意してください。

ジプニーの中は、こんな感じです。

10分程度で、パオアイ教会の裏側に到着します。

パオアイからラワグ市内まで

帰りは、パオアイ教会の裏手を先ほどジプニーで通った道をバタック方面へ歩いているとすぐに、ジプニーの運転手が、ラオワグと
声をかけて来たため乗車しました。
値段は、ラオワグのステーションまで、乗車時間は、30分程度で40ペソでした。

ジプニーのバスターミナルは、下記の場所になります。

Laoag-Batac-Paoay Jeepney Terminal

住所:5HWR+M9G, Hernando, San Nicolas, Ilocos Norte, フィリピン

下の写真のジプニーステーションには、17:00頃には到着できました。

帰りの飛行機が、21:20のため、かなり時間に余裕があるため、ラオワグ市内観光とスーパーでの買い物
レストランでの食事をしても十分時間がありました。

空港までは、ラオワグ市内では、トライシクルが頻繁に走っていますので、呼び止めて空港まで向かいます。
やはり、値段は、200ペソでした。

ただ、これは、値切れば値切れそうな感じでしたが、今回は、200ペソでOKして空港へ向かいました。
なお、空港は、1日数便しか飛んでいないため、出発の2時間前からしか空港がオープンされないため
駐車場スペースにある待機所で待つことになるので注意してください。

今回は、日帰りで、ルソン島北部の世界遺産を2ヵ所廻る目的で、組んでみましたが、マニラからの日帰りは
充分にできることがわかりました。

朝早くて、夜遅いのですが、マニラ市内のホテルの部屋に荷物も置いており、LCC利用のため手荷物も少なくかなり
移動するにも便利でした。


Wandering Traveler