世界三大がっかり名所と呼ばれている「マーライオン公園」を散策してきた。

世界三大がっかり名所と呼ばれているものに、デンマークの人魚姫像、ベルギーの小便小僧、
そして、今回は、シンガポールのマーライオンを紹介します。

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マーライオン・パーク(Merlion park)

住所:

マーライオンは、1972年9月15日、当時の首相リー・クアンユーの提案で造られ、上半身がライオンで
下半身が魚で、上半身のマーライオンは、シンガポールの名前の由来であるシンガ(サンスクリット語でライオン)
に由来し下半身の魚は、港町シンガポールを象徴していると言われています。

シンガポール政府観光局に正式に認められているマーライオン像は全部で5体

①マーライオン
②ミニマーライオン
③セントーサ マーライオン *マーライオンタワーとも呼ばれる(③のセントーサ島マーライオンは2019年10月20日を持って営業終了。)
④シンガポール政府観光本局の前 (Tourism Court)
⑤フェーバー山(Mount Faber)

1つ目は、ご存じ一番有名なマーライオンです。

2つ目は、マーライオンは、高さ8.6mで、本家の背後には、ミニマーライオンが立っています。

世界三大がっかり名所と呼ばれた訳は?

マーライオン像があるのはマリーナ・ベイ前のマーライオンパーク内ですが、設置された当初はもう少し内陸寄り、
エスプラネード橋の奥側にありました。実はマーライオンが「がっかり名所」と言われ続けた原因がこのエスプラネード橋で、
この橋が完成したことで視界がさえぎられてしまい、観光客は放水するマーライオンの顔を直接見ることができなかったのが
一番の理由です。

ただ、マーライオン像が現在の位置に移転され、さらに像を近くまで見ることができる桟橋も架けられたことにより、
景観が変わりマリーナ・ベイ・サンズがオープンすると、ホテルの夜景と水を噴射するマーライオンの姿が
インスタ映えスポットになってきています。

がっかり名所と言われていましたが、景観の変化とともに、本当に観光スポットになっています。
できればライトアップされたマーライオンも見てみたかったです。



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