ネパールの生き神様クマリと合える 旧王宮・ダルバール広場にあるクマリ館を会ってきた。

ダルバール広場の南側に、窓枠の木彫りの建物があります。
ここに、女神クマリとして崇拝されている少女が住んでいます。
今回は、クマリ館を紹介します。

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クマリ館 (Kumari Bahai)

住所:P834+FHQ, Layaku Marg, Kathmandu 44600 ネパール

時間 クマリが窓から顔を出す時間 11:00~12:00と16:00~17:00の間の1分程度
定休日 無休
料金 Rs.1000(ダルバール広場チケットに含まれる)

下記がチケットです。

全体地図

 

クマリ館の前には、石造りの獅子に守られ入口を通って中に入ります。

早朝だと扉は開いていません。

中にはいるとクマリチョークと呼ばれる中庭があります。
木彫りの窓やバルコニーを持つ3階建ての建物に囲まれています。
この建物は、1575年にジャヤプラカーシュ・マッラ王に建設されたと言われています。

生き神クマリとは?

クマリは、ネワール仏教徒の僧侶カーストであるサキシャの家族から初潮前の、けがや病気の跡のない、
美しく利発的な少女が選ばれます。
そして、選ばれた少女は、両親のもとから引き離され、神としての振舞い方を教えこまれます。
日常的に、クマリ館に住み、人々の病気治療や願望成就の祈願、占いなどを行います。

クマリには、大女神ドゥルガーや昔のネパール国王の守護神であるタレジュ女神、そして、仏教徒からは、密教の女神
ヴァジラ・デーヴィーが宿るとされています。

クマリは、カトマンズだけでなく他の街にも点在していますがこのカトマンズのクマリは、ロイヤルクマリと呼ばれ
王政時代に国や国王に関する予言を行うとされていたため、祭りの日は、国王はクマリ館を訪れ、その前に
ひざまずいて祝福のティカを受けていたそうです。

クマリの撮影は、かたく禁じられていますので注意してください。


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