インドは、世界で7番目に大きい国で、3,287,263㎞2と日本の約9倍もの広さを有しています。
主な移動手段としては、飛行機もありますが、インドは、鉄道大国で、その路線は全土に広がっており
旅をするには一番有効な手段だと考えれます。
ただ、インドの鉄道は、生活に欠かせない生活の一部となっているので、よくTVなどで見る混沌とした世界が広がっています。
私は、デリーからバナーラス。そして、バナーラスからアグラまで寝台特急を利用しましたので、ご紹介していきます。
デリーには、2つの主要な駅があり、オールド・デリーにあるデリー駅とメインバザールにあるニューデリー駅があります。
今回は、ニューデリー駅から出発します。
インドの寝台列車の旅は、まずチケットを購入するところから始まります。
個人で手配する場合は、チケット販売所で購入するか?インターネットで購入するか、旅行代理店で手配するか?です。
私は、今回、ツアーを利用していたのでチケットの手配はなかったのです。
また、現地で手配するのが不安な方は、HISから下記で手配できますので利用されてもいいと思います。
【インド】各主要都市行き 鉄道・列車チケット予約 <IRCTC登録不要/e-チケット対応>
当時、私が乗った時のチケットです。こちらは、2Aなので2等ですね。
ニューデリー駅の中は大混雑です。
ここがまず一番の難関、荷物検査です。
大量の人間が我先に、荷物検査に押し寄せてきます。
遠慮していると永遠に乗れないのではと思うくらいです。
ここが無事に通過できればとりあえずOKです。
後は、ホームで待機です。
ただ、ここは、インドです。時間通りに来る訳がありません。
下の写真でわかるように、昼間から夜に変わってしまいました。
インドの列車には、大きくわけると急行、特急、普通の3種類にわかれます。
座席の種類は、全部で7クラスで、どの列車にもすべてのクラスがあるわけではない。
部屋は、4名で1室になっており、シートも広いです。
やはり1等のいいところは、コンパートメントの内側から鍵がかけれることです。
安心して寝られます。
1等に出てくる夕食。ここも当然、カレーです。
そして、こちらが朝食です。
1Aに比べると一気に狭くなった気がします。
そして、1番の違いは、個室ではないので、カーテンで仕切られているだけです。
私は、廊下においてある荷物が不安であまり眠れませんでした。
さて、話を戻します。
寝台列車の旅は、デリーからバナーラスに向かいます。
車内では、こんな衝撃的な光景も。
緊張感いっぱいでバナーラス駅に到着です。
ポーターが荷物を運んでいます。いくらとられるのでしょうか?
デリー駅とは違い駅前は、混沌としています。
さて、続いては、バナーラスからアグラへの風景です。
やはり、ローカル感はすごいですね。
皆さん、ここで空きのペットボトルに水を入れていました。
日本人には、絶対危険ですの、まねしないように。
アグラ駅は、こんな感じです。
この写真もかなり衝撃的です。
ヒンドゥー教にとって牛は、神聖なものなのでなんでもありですね。
今回、インド列車の旅の様子を動画にまとめてみました。
よろしければご覧ください。
いろいろな国で、列車に乗りましたが、ある意味これを超えることはありませんでした。
旅好きな方は、一度経験してみるといいです。