新王国時代の歴代の王が眠る王家の谷(西岸エリア)を散策してみた。

王家の谷 (Valley of The Kings)

住所:Luxor, ルクソール県 エジプト

基本情報

時間 9:00~17:00
定休日 無休
料金
  • 入場料:240EGP(約1630円)
  • カメラ撮影:300EGP(約2040円)
  • 乗り物:2EGP(約15円)
特別王墓料金
  • ツタンカーメンの墓の入場料:300EGP(約2040円)
  • セティ1世の墓の入場料:1000EGP(約6800円)・・1日150名限定
  • ラムセス6世の墓の入場料:100EGP(約680円)

*100EGP(エジプトポンド)=680円程度

下は、当時の入場チケットです。


この谷の歴史は、トトメス1世が1700年間守られてきた伝統を破って、葬祭殿と墓を分け、遺体を埋葬せずに
埋葬することを秘密にすることから始まったそうです。

公開されている主要な墓 王朝
トトメス3世(KV38) 第18王朝 王家の谷で最も美しい線描画が見られる。
アメンホテプ2世(KV35) 第18王朝 玄室に2本の柱にオシリス神、アヌビス神、ハトホル神、ホルス神とともに
アメンホテプ2世が描かれています。
トトメス4世 第18王朝
ツタンカーメン(KV62) 第18王朝 王のミイラは、玄室に安置されています。玄室の壁にはオシリス神の形を
したツタンカーメンと後継者のアイ王が描かれています。
アイ(WV23) 第18王朝 西側にオープンした墓
セティ1世(KV17) 第19王朝 王家の谷の最大の墓。玄室の天井に天体図が描かれています。
セティ2世(KV15) 第19王朝 セティ2世の妻
メルネプタハ 第19王朝 赤色花崗岩製石棺
タウセルト女王 第19王朝 セティ2世の妻
ラムセス1世 第19王朝
ラムセス3世(KV11) 第20王朝 ハープ演奏の絵
ラムセス4世(KV2) 第20王朝 巨大な石棺
ラムセス6世(KV9) 第20王朝 天のナイルを下る太陽の船を従えて行進する神々を描いた天井がある。
ラムセス7世(KV1) 第20王朝
ラムセス9世(KV4) 第20王朝 ラムセス6世の小型版

ツタンカーメン王墓

1922年11月4日にカーナヴォン卿の代理人ハワード・カーターにより発見されました。
王の遺体は、金塗りの木製棺、そして、最後に純正の棺と三重の棺の中に納められていました。
このうち純正の棺は、重さ200kgの黄金を使った高さ1.5mの棺には、瑠璃、トルコ石、紅玉髄が散りばめられています。

下の棺は、考古学博物館に展示されているものです。

画像がぶれぶれですが、ツタンカーメンの黄金のマスクです。

アメンホテプ2世の墓

長い急勾配を下ると、四角い地下埋葬室に到着し、6本の装飾された角柱が天井を支えている広い空間に出ます。
王棺が発見されたのが、ここで、ミイラの首には花飾りが胸元には、ミモザの花束が置かれていた。

昼間の壁には長いパピルスの巻物を広げたような黄色い基調の「ドュッアットの中にあるものの書」が
黒色で描かれています。

ラムセスⅨ墳墓

王家の谷は、見どころ充分です。
お金はかかりますが、是非エジプトの歴史を感じてください。


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