そして、カルナック神殿、ルクソール神殿、王家の谷は、「古代都市テーベとその墓地遺跡」として
世界遺産として登録されています。
古代都市テーベとその墓地遺跡
(Ancient Thebes with its Necropolis)
1979年 ユネスコ文化遺産に登録
テーベは、古代エジプト新王国時代の首都で、第18王朝時代に繁栄し、カルナックのアモン大神殿など多くの
神殿、葬祭殿、墓が建設されました。
現存する遺構は、カルナックのアモン神殿や、ルクソール神殿のラムセス2世像、第11王朝時代・第18王朝以降の葬祭殿、
第18~20王朝時代の王墓(王家の谷)や王妃の墓などがあります。
王家の谷
(Valley of The Kings)
住所:Luxor, ルクソール県 エジプト
基本情報
*100EGP(エジプトポンド)=680円程度
下は、当時の入場チケットです。
この谷の歴史は、トトメス1世が1700年間守られてきた伝統を破って、葬祭殿と墓を分け、遺体を埋葬せずに
埋葬することを秘密にすることから始まったそうです。
ツタンカーメン王墓
1922年11月4日にカーナヴォン卿の代理人ハワード・カーターにより発見されました。
王の遺体は、金塗りの木製棺、そして、最後に純正の棺と三重の棺の中に納められていました。
このうち純正の棺は、重さ200kgの黄金を使った高さ1.5mの棺には、瑠璃、トルコ石、紅玉髄が散りばめられています。
下の棺は、考古学博物館に展示されているものです。
画像がぶれぶれですが、ツタンカーメンの黄金のマスクです。
アメンホテプ2世の墓
長い急勾配を下ると、四角い地下埋葬室に到着し、6本の装飾された角柱が天井を支えている広い空間に出ます。
王棺が発見されたのが、ここで、ミイラの首には花飾りが胸元には、ミモザの花束が置かれていた。
昼間の壁には長いパピルスの巻物を広げたような黄色い基調の「ドュッアットの中にあるものの書」が
黒色で描かれています。
ラムセスⅨ墳墓
王家の谷は、見どころ充分です。
お金はかかりますが、是非エジプトの歴史を感じてください。
今回、ご紹介するのは、「王家の谷」です。