伝説の岩山 世界遺産「シーギリヤ・ロック」を探索してみた。

文化三角地帯の観光
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スリランカ最大の観光地「シーギリヤ・ロック」
スリランカへ行く人の一番の目的地はここといっても過言でありません。
私もこの遺跡に行きたくて選びました。
天空遺跡としては、スリランカの「シーギリヤ・ロック」とギリシャの「メテオラ」が有名ですね。

スリランカ最大の観光スポット「シーギリヤ・ロック」を紹介します。

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シーギリヤ・ロック (Ancient City of Sigiriya)

1982年 ユネスコ文化遺産に登録

弟モッガラーナとの王位継承の抗争に巻き込まれたカーシャバは、478年、
家臣に父親を殺害させ王位を手に入れるが、実は家臣に騙されていた。
後悔の念に駆られ、自分が犯した罪を忘れようと造った宮殿。
しかし、495年に大軍を率いて攻めてきたモッガラーナに敗れ自害した。

基本情報

時間 7:00~17:00
料金 30ドル/3960ルピー

チケット売り場で、チケットを購入して中に入ります。

※ガイドについては、ガイドライセンスをもっていないガイドが外国人と同行することが禁止されています。
公認ガイドが料金所の近辺にいますのでそこで交渉してみてください。
相場は、1500~2000ルピー程度です。

日本語ガイドが少ないため2000~3000ルピーと多少高いです。
ちなみに、私のガイドは、るるぶに載っている
へマールさんというガイドでした。

蓮の水路(Lotus Channel)

敵の侵入を防ぐため、5世紀に造られた内堀。
当時は、ワニと毒蛇が放たれ落ちた人は生きて帰った人はいなかったらしい。

水の広場(Water Gardens)

王様の沐浴場。


目の前に見えるシーギリヤ・ロック

石窟寺院(Cave Vihara)

主に修行僧の瞑想の場に使われたそうです。

説教の岩場(Preaching Rock)

岩肌にレンガを押しこんだ跡があります。
もともと石の上に建物があったらしい。

石の庭

ここからシーギリヤ・ロックの登山が始まります。
所要時間2時間程度の道のりになります。

シーギリヤ・ロックは全部で1200段あると言われています。

ミラーウォール(Mirror Wall)

高さ3m、真珠のような輝きをもち、鏡のような光沢があるためこの名前が付けられた。
この壁は、れんがを芯に漆喰が塗られ、その上に多量の卵の白身と蜂蜜と石灰を混ぜたものが上塗りされています。
かつては、反対側のシーギリヤ・レディが映る仕掛になっていたらしいです。

シーギリヤ・レディ

5世紀頃に岩肌に描かれた女性達のフレスコ画。
美しい豊満な女性が特徴的でアフリカや中国など各国から女性が集められたのがわかります。
以前は、500人ほど描かれていたそうですが、現在は、18名だけになっています。

※現在は、撮影禁止になっているため写真がありません。

ライオンの足 (Lion’s Paw)

岩山の形がライオンに似ているため、
シンハラ語の「シンハー(ライオン)」と「ギリヤ(岩)」でライオンの岩という名がシーギリヤの由来。

インパクト十分なライオンの足。

宮殿跡(Royal palace)

高さ200mの岩山に1.6ha。王宮、兵舎、住居、ダンスステージの跡が見られ、少し下がって所には、王のプールがある。

頂上から眺める景色は絶景です。

コブラの岩(Cobra-hood Cave)

横から見ると、コブラの頭が突き出したように見えるのが名前の由来。
下に洞窟があり、8~10世紀頃に描かれた絵画の跡があります。

アサナ・ケーブ(Asana Cave)

自然の石を削って造られた洞窟と台座。
女性の壁画があったが、修行の邪魔になるため消されてしまったらしい。

遠くから見るシーギリヤ・ロック

見るものを魅了するシーギリヤ・ロック。
スリランカは、非常に気温が高いので、早い時間の観光がお勧めです。
頂上までは大変ですが是非挑戦してみてください。

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