16世紀にスペイン人により、インカ帝国が滅亡させた際に、神殿を破壊させ、その上に
築かれた教会、サント・ドミンゴ教会・コリカンチャ=太陽の神殿を紹介します。
なお、クスコの街並みは世界遺産に登録されています。
1983年 ユネスコ文化遺産に登録
ペルー南部、首都リマの南東約570kmの古都。インカ帝国の首都として15世紀に繁栄の絶頂にあったクスコは、
1533年スペイン人によって征服されました。スペイン人は、この街を完全には破壊せず、スペインとキリスト教の
支配を誇示する街として振り替えたことによりインカ的要素とスペイン的要素との文化混淆が評価されています。
住所:Santo Domingo s/n, Cusco 08000 ペルー
時間 | 月~土曜日:8:30~17:30 日曜日:14:00~17:00 |
定休日 | 無休 |
料金 | 大人:15ソル(約430円) 子供:無料(10歳以下) |
料金 | 70ソル(約2000円)4カ所周遊 2日間利用可能 Ⅱ.州立歴史博物館、クスコ市庁宮殿・現代美術博物館、庶民美術博物館、コリカンチャ博物館、セントゥロ・クスコ・アルテ・ナティーボ劇場、インカ・パチャクテックの塔・博物館、ティポン遺跡、ピキヤクタ遺跡 |
130ソル(約3800円)16カ所周遊 10日間 利用可能 Ⅰ.サクサイワマン遺跡、ケンコー遺跡、タンボ・マチャイ遺跡、プカプカラ遺跡 Ⅱ.州立歴史博物館、クスコ市庁宮殿・現代美術博物館、庶民美術博物館、コリカンチャ博物館、セントゥロ・クスコ・アルテ・ナティーボ劇場、インカ・パチャクテックの塔・博物館、ティポン遺跡、ピキヤクタ遺跡 Ⅲ.ピサック遺跡、オリャンタイタンボ遺跡、 チンチェーロ遺跡、モライ遺跡 |
*100円=3.4ソル程度
下の写真は、入場チケットです。
インカ帝国時代に、築かれた宮殿は、コリカンチャと呼ばれており、コリ(Qori)とは、黄金の意味で
カンチャ(Kancha)とは宮殿を表しています。
神殿内には、広場を囲み、月、太陽、稲妻、虹、星などの部屋からなっています。
また、部屋は、美しい石組で囲まれており、壁には、台形のへこみが並んでおり、このへこみに
金や銀の像が飾られていたそうです。
それにしても見事にすきまがありません。
これぞインカの技術です。
サント・ドミンゴ教会のコリカンチャ博物館の庭園を見ることが出来ます。
教会の裏側は、1960年から復元が始まっていて、曲線を描く石組を見ることができます。
こちらは、正面の教会部分です。
メキシコシティのテノチティラトンと同様に、インカ・アステカ時代の遺構の上に立つヨーロッパの建築物。
なかなか興味深い教会でした。