ベトナムの面積は、世界65番目の大きさで、東南アジア11カ国の中で9番目です。
ベトナムの国土は南北で1,650キロメートル、東西では600キロメートルと南北に細長く、S字型に例えられており
海洋に面している面積も非常に多いです。
そんななかで、ハロン湾の一帯は、中国南部から続く広大なカルスト地形の一部で、この独特な景観は、
石灰岩大地が、氷河期に沈降し、残った部分が長い歳月をかけて風雨に浸食され形成されたもので
海面から突き出た無数の岩山が創り出す、ベトナムを代表する景勝地になっています。
1994年 ユネスコ自然遺産に登録
ハー・ロンとは、「龍が降りる」を意味する言葉で、かつて外敵の侵入に悩まされていたこの地に
龍が降り立ち、敵を打ち破り、その際に岩が砕け、ハー・ロン湾が出来たといわれています。
中国との国境近くにあり、大小さまざまな奇岩が海から突き出した景観は、中国の桂林に似ており
「海の桂林」とも呼ばれ、ベトナム随一の景勝地となっています。
しかし、近年は、周辺の農地開発や石炭の採掘、観光客の増加に伴う環境汚染が、ハーロン湾の生態
を脅かしています。
住所:V2RG+6F4, Hòn Trống Mái, Thành phố Hạ Long, Quảng Ninh
200,000ドンに描かれているハロン湾。
まさに、ベトナムで一番有名な観光スポットです。
ハロン湾へは、一般的にツアーに参加し、遊覧するのが一般的で、港から出航して島々を巡ります。
ハロン湾にある1,600の奇岩島のうち、いくつかの奇岩には名称がつけられているといわれてます。
2羽の闘鶏が向き合って尾羽を広げて威嚇し合っているような姿に見える岩です。
ハロン湾の風景を動画にまとめてみました。
ハロン湾は、ハノイ市内からツアーを利用するのが一番楽に観光できます。
下記はツアーの様子を参考にまとめています。
ハロン湾は、ベトナムのハノイ方面のメインの観光スポットです。
ハノイからは少し離れていますが、絶景を堪能してみてください。