世界遺産の城壁都市「イチャン・カラ(Itchan Kala)」の内部には、いくつもの宿泊施設が点在しています。
ヒヴァ観光の最大の魅力のひとつが、世界遺産の中に実際に泊まれること。
夜になって日帰り観光客が引いたあと、静まり返った城壁都市を歩ける体験は、他の世界遺産都市ではなかなか味わえません。
窓を開けると、そこに広がるのは土色の城壁とミナレットが連なる非日常の景色。
まるで ドラゴンクエストの世界に迷い込んだような感覚 になります。
今回宿泊したのは、イチャン・カラ南門近く、
ヒヴァの象徴的建築 イスラム・ホジャ・ミナレットから徒歩すぐ の場所にあるゲストハウスです。
この宿の最大の魅力は、立地のわかりやすさと観光動線の良さ。
初めてヒヴァを訪れる場合でも、
「迷わず戻れる」「夜でも安心して歩ける」という点は大きなメリットです。
また、城壁内とはいえ観光の中心から少し外れた位置にあるため、
夜は驚くほど静か。
昼間の賑わいとのギャップも、城壁内宿泊ならではの体験です。
住所:Islam Khodja 51, 220900, Xiva, ウズベキスタン
Islam Khodja Guest House は、
日本で言えば ペンションや民宿に近い、個人経営のゲストハウス という印象です。
館内に入る際は靴を脱ぐスタイルで、どこか家庭的な安心感があります。
フロント周辺はシンプルながらも温かみがあり、 初めて訪れても緊張しにくい雰囲気でした。
イチャン・カラの建物構造らしく、 天井は非常に高く、吹き抜けの開放感が印象的。
内装もウズベキスタンらしい装飾が施され、 「旅に来た」という気分をしっかり高めてくれます。
1階には朝食スペースがあり、 ここから イスラム・ホジャ・ミナレットを間近に望むことができます。
朝の柔らかい光の中で眺めるミナレットはとても美しく、 世界遺産の中で目覚めたことを実感できる瞬間でした。
今回宿泊したのは シングルタイプの部屋。 広さは必要十分で、短期滞在ならまったく問題ありません。
豪華さはありませんが、 この立地・価格帯を考えると十分に納得できる内容 です。
このゲストハウスで最も印象に残ったのが、 スタッフ(オーナー家族)のホスピタリティの高さ でした。
ヒヴァ市内ではタクシー配車アプリ「Yandex Go」は基本的に利用できません。
そのためウルゲンチ空港からの移動手段に少し不安がありました。
当日の朝6時過ぎ、 タシケント国内線ターミナルで「ダメ元」で送迎可能かメールを送信。
正直なところ、 時間的にも「返事は来ないだろう」と思っていました。
ところが——
ウルゲンチ空港に到着してメールを確認すると、 すでに送迎OK、しかも空港で待機中 との返信が。
空港の外に出ると、 名前を書いたボードを持って本当に待っていてくれました。
運転手はオーナーの弟とのことで、 連絡が入ってすぐ動いてくれたそうです。
6時に送ったメールで、 8時半前に迎えが来る——
正直、信じられないスピード感でした。
その後、 ヒヴァ〜ブハラ間の送迎 について相談したところ、こちらも快諾。
結果として、 今回のウズベキスタン旅で最大の課題だった移動問題が、 初日にすべて解決 しました。
個人経営のゲストハウスで、 朝から晩まで働きながら、 これだけの対応力とスピード感。
正直、 日本以上のサービス精神を感じた ほどです。
口コミ評価が高い理由は、 実際に泊まってみてよく分かりました。
ヒヴァで“世界遺産の中に泊まる”体験をしたい人には、 自信を持っておすすめできるゲストハウスです。
静かな夜のイチャン・カラを歩き、 朝はミナレットを眺めながら目覚める——
そんなヒヴァならではの滞在を、 この宿はしっかり支えてくれました。