タイのバンコク市内を旅行する時に、移動手段として必ず利用するのが、鉄道です。
主な路線としては、BTS、MRT、ARLがあります。
ただ、チケットの購入は、窓口や券売機から購入する場合でも時間や駅によっては非常に混みあいます。
MRTは、VISA・Mastercardのカードタッチ決済が利用できるカードの利用者は、タッチ決済ができるので非常に便利です。
主要路線の種類 | タッチ決済利用可否 | カードブランド |
---|---|---|
ARL | X | |
MRT | ◎ | VISA・Mastercard |
BTS | X |
上記のように、BTSやARLは、タッチ決済が使えません。
ARLは、空港まで行く人以外は、観光客の利用は少ないので、やはりBTSを利用する時に混雑時など並ぶことが
いやな人にお勧めなのが、今回ご紹介する「ラビットカード」と呼ばれるプリペイドカードです。
このプリペイドカードは、提携店でも利用できるので非常に便利です。
一番オーソドックスな方法は、窓口での購入です。
窓口で、「ラビットカード プリーズ」と言えば、簡単に購入できます。
最低購入金額200 バーツ、 価格にはカード発行手数料 100 バーツ+100バーツ分(利用分)が含まれています。
注意事項として、海外旅行者の発行には、パスポートがいります。
チャージできる金額は、4000バーツまでです。
普通の旅行者で、バンコク市内の鉄道の移動では、当然ここまではいりませんね。
ただ、提携店で買い物をされる場合は、4000バーツはありかもしれません。
◆BTS駅の窓口
観光客にとって一番簡単なのが、BTS駅の窓口でのチャージです。
現金を渡せば、駅員さんがチャージしてくれます。
自分の移動範囲や予算に合わせてチャージすればいいかと思います。
◆BTS各駅の券売機
BTS各駅の券売機でチャージも可能です。
◆デパートやショッピングモールの窓口
チャージできる場所に関しては、下記を参考にしてください。
取り扱い店舗:https://rabbit.co.th/top-up
ラビットカード本体自体の有効期限は5年です。
新しくラビットカードにした場合に、その旨を伝えるとチャージ分などはそのまま移行できますが、
2年間連続して未使用の場合は、チャージ分はなくなるので注意が必要です。
払い戻しも簡単で、BTSの駅のチケット窓口で「リファン(refund)」と言ってもらうと、パスポートの提示を求められ、
駅員にパスポートを渡すと名前とパスポートナンバーを控えられて、チャージ分の残金を払い戻してくれます。
ラビットカードは、お土産にしてもいいですし、またタイに来るなら5年間は、利用できるのでもっていてもいいかなと思います。
BTSは、バンコク市内の主要な観光地を広範囲で網羅しているので、短期旅行や時間がないなか小銭を気にせずに
旅行できるプリペイドカードは、是非、購入することをお勧めします。