Categories: ビガンの観光

スペインの街並みが今なお残る!!世界遺産「ビガン歴史都市」を散策してみた。

ビガンの街は、フィリピンの中で、最もスペインの情緒が感じられるエリアで、
マニラやセブにも同様の街並みが存在していましたが、太平洋戦争時、ビガンの街並みだけは奇跡的に戦渦を逃れた
ため今でも16世紀に建てられたスペイン風の建築物が数多く残されており、見ることができます。

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ビガン歴史都市(Historic City of Vigan)

1999年 ユネスコ文化遺産に登録

ルソン島北西部、南イコロス州都ビガンには、16世紀に建てられたスペイン風の街並みが残っています。
南シナ海に面したビガンは、古くから中国大陸と交流があり、1572年スペインの植民地となってからは
ルソン島北部の経済の拠点として繁栄しました。
スペイン情緒あふれる街並みには、現在もヨーロッパ、中国、フィリピンの建築様式が融合した独特の建物が
残っているが、長年老朽化が進んだものも少なくない。

ユネスコに推薦された建造物は120棟であり、そのうちの101棟はバハイ・ナ・バト(bahay na bato )
(bahayは家、batoは石の意味)と呼ばれる住宅です。

下記は、世界遺産の証であるモニュメントです。

イルコス州のモニュメントも中心部に設置されています。

ビガンの街並みが、スペイン風に変わったのは、16世紀後半と言われており、スペイン人のファン・デル・サルセド
が中国との戦いに勝ち、彼の祖父であるレガスピからイコロス州を与えてもらった時からになります。

それ以降、17世紀にかけてスペイン様式の建物が次々建設させ、イコロス州の中心として栄えました。

クリソロゴ通り(Calle Crisologo)

ビガン地区の観光のメインストリートで、お土産物屋やレストランやカフェが並んでいます。

ビガン歴史地区のメインストリートになっており、多くの土産物屋が並んでいます。

顔出しパネルがあるのがとても面白い。
日本以外にもあるんですね。

ビガンの名物のKalesa(カレッサ)と呼ばれる馬車は、暑いフィリピンにとっては、観光客の大事な足です。
また、1時間200ペソと決まっているので安心して利用できます。

住居は、スペインの建築技術を用いているものの、材料には木骨煉瓦を使い、住宅のある2階の風通しを良くするなど、
フィリピンの気候風土に合わせた工夫がみられるのが特徴です。

聖ポール大聖堂(Metropolitan Cathedral of the Conversion of St. Paul the Apostle)

住所:Burgos St, Vigan City, Ilocos Sur, フィリピン

時間 現在修復中
定休日
料金

1578年に木材とわらぶき屋根で作られた礼拝堂として創設され、地震などに倒壊により
1799年に建てられたバロック様式の大聖堂は内部まで真っ白に飾られており、ビガン市民の祈りの場所となっています。
教会内部には、聖ポール大聖堂の元司教やイロカノの詩人が眠っています。
また、隣の鐘楼は、高さ25mもあります。

聖ポール教会の目玉は、日曜日のミサだそうです。
ビガン市民だけでなく、観光客も参加できるそうで大賑わいだそうです。
私は、見ることができませんでしたが。

サルセド広場(Plaza Salcedo)

住所:H9GQ+528, Vigan City, Ilocos Sur, フィリピン

スペイン人探検家ファン・デ・サルセドにちなんで名づけられた公園です。
毎日19:30から30分に光と音のイルミネーションショーが行わます。

ブルゴス国立博物館(Burgos National Museum)

住所:H9GP+67P, Burgos St, Vigan City, Ilocos Sur, フィリピン

時間 8:30~16:30
定休日 月曜日
料金 無料

ホセ・ブルゴスの聖誕の地で、殉教者であり、聖職者であるブルゴスの住居が博物館になったもので
当時のブルゴスの優雅な生活を見ることができます。
また、イロカノの歴史や文化にも触れることができます。
イトネグ族の民俗芸術も展示されており、無料で見学ができるのでおすすめの博物館です。

シンプルな寝室ですが、部屋はとても広く風の通りがいいです。

ダイニングルーム

中庭もとても綺麗です。

クリソゴロ博物館(Crisologo Museum)

住所:H9CP+5QJ, A. Reyes St, Vigan City, Ilocos Sur, フィリピン

時間 8:30~11:30
13:30~16:30
定休日 無休
料金 寄付制

もともとは、政治家の屋敷で、家自体もバハイ・ナ・バトでできておりフィリピンの伝統的な建築様式を見ることができます。
展示品は、イコロスの人々の日常の生活がわかる展示がされているようです。
私が訪問した時は、なぜか入ることが出来ませんでした。

私が、訪問した時は、教会のイベントみたいなことをやっていました。
旅行時にこういうイベントに遭遇するとその町の営みをしることが出来て得した気分になります。

世界遺産の町「ビガン」私は、駆け足で、観光しましたが、夜のライトアップなど昼と夜では違う顔を見せるようなので
時間のある方は、是非、1日ゆっくり世界遺産の街並みを味わってみてください。

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