ウズベキスタン屈指の観光都市・サマルカンド。
レギスタン広場をはじめ、見どころがコンパクトに凝縮された街で、ここだけでも十分に旅は成立します。
しかし、日程に少し余裕がある方なら、隣国タジキスタンへの小旅行も十分可能です。
実際、サマルカンドからタジキスタン西部の町・ペンジケントまでは、国境を越えても半日あれば到達できます。
本記事では、
サマルカンド → タジキスタン(ペンジケント)への移動方法と注意点を、
実体験をもとに詳しく解説します。
タジキスタン国境へ向かう場合、まず目指すのがカフタルホナ・ターミナル(Kaftarxona terminal) です。
サマルカンド市内南東部にあるローカル向けの交通拠点で、
国境方面への乗合車(主にダマス)が集まっています。
▶ 市内移動は料金も安く、言葉が通じなくても地図を見せれば問題ありません。
バスターミナルという名前から路線バスを想像しがちですが、実際に使われているのは「ダマス」と呼ばれる乗合バンです。
ターミナル内では、運転手たちが「タジキスタン!」「グラニッツァ(国境)」「タモージニャ(イミグレーション)」「ジャルテパ!」
などと叫びながら客引きをしています。
▶ 交渉は前提。複数の車を見比べるのがコツです。
※途中で乗り降りが頻繁にあり、直行ではありません。
車内は、軽のバンなので、こんな感じです。
乗車して国境の町ジャルテパまで、直行で行くと思いきやなんども乗り降りするのでびっくりでした。
正直に言います。かなり大変です。
この陸路国境越えは、時間も体力も想像以上に消耗します。
▶ 夏場は特に過酷なので、水・帽子必須です。
タジキスタン側に両替カウンターありますが、時間帯によっては閉まっているため注意
無事に入国すると、すぐに乗合タクシーの勧誘があります。
私はチャーター気味に交渉しましたが、料金は非常に安く、交渉の余地ありです。
町を東西に貫く幹線道路 Rudaki通り 沿いなら、任意の場所で降ろしてもらえます。
▶ 事前に少額のタジキスタン・ソモニを用意できると安心。
タジキスタン建国の父を称えるモニュメントで、市内のランドマーク。
ローカル感満点の市場でタクシーの集まる重要拠点です。
帰路の足を確保するなら必ず覚えておくべき場所です。
国境へ戻った後も、サマルカンド行きのダマスは複数台ありますが、一番奥(遠く)に停まっている車の方が料金が安い傾向があります。
サマルカンド滞在に余裕がある人・ 国境越えのローカル体験をしてみたい人・ ペンジケントやサラズム遺跡に興味がある人には
非常に面白いルートです。
国境を越えて文化が切り替わる瞬間を体感できるこのルートは、間違いなく記憶に残る旅になるはずです。