世界的に有名なラオスの托鉢。
その中でも、一番規模の大きいのがルアンパバーンです。
托鉢とは仏教やジャイナ教を含む古代インド宗教の修行形態の1つで信者の家々を巡り、
生活に必要な最低限の食料を乞いながら街を歩き信者に功徳を積ませる修行のことです。
托鉢の行われるのが毎朝5:30~6:30頃です。
ただ、私は行った時は、11月ですが、5時20分頃から始まっていました。
*ルアンパバーンでは、観光客のフラッシュ撮影により僧侶の目を守るために他の都市よりも
日の出近くに托鉢を開始しているそうです。
見どころとしては、
青色のサッカラン通り(Sakkaline RD)と黄色のクンスワー通り(Kounxoau RD)がメインとなります。
ちなみに托鉢時間は、車両通行止めになります。
まずは、青色のサッカラン通り側を紹介します。
メイン通りには椅子が並べられていました。
これは主に観光客用みたいですね。
5時過ぎに鐘がなり、托鉢が開始されていきます。
サッカラン通りの見学場所としてお勧めなのが、ワット・セーンスークハラム(Wat Sensoukaram)の前です。
このポイントがお勧めな理由は、早朝から寺院がライトアップしており、しかも中に入れます。
撮影するにも、寺院を入れることができて非常に綺麗です。
まだ、朝5時20分頃なので、空は真っ暗です。
椅子に座って修行僧が来るのを待ちます。
修行僧は、グループ単位(おそらく寺院ごと)でやってきます。
僧侶の目を守るためにフラッシュは禁止されています。
そして、黄色のクンスワー通り(Kounxoau RD)側を紹介します。
こちらはメイン通りと違い地元の人も結構並んでいます。
昔ながらの托鉢を感じるならこちら側の方がいいかもしれません。
そして、撮影で一番お勧めなのがワット・ノン・シクムンアン(Vat Nong Sikhounmuang)です。
この寺院も早朝からライトアップされ、托鉢の行列と映すととても綺麗です。
托鉢が終わると欧米のツアーの人たちがこの寺院の説明を受けていました。
托鉢が終わると椅子が片付けれていきます。
托鉢が終わると、あちこちで置かれているかごの中にもち米が入れられています。
一見、ごみのように見えますがこれは、観光客が急増しており、大量に受け取ったお供え物を貧しい人達に分け与えているそうです。
こういう営みが、「物乞いがいない」というシステムを作り出しているんですね。
なんかほっこりさせる話です。
ルアンパバーンの模様を動画でまとめてみました。
よければのぞいてみてください。
ルアンパバーンの名物の早朝の托鉢。
新鮮な気持ちになれるので是非体験してみてください。