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世界三大仏教のひとつ!!世界遺産「ボロブドゥール寺院遺跡群」を散策してみた。~ボロブドゥール寺院その他エリア~

ボルブドゥール寺院遺跡群は、ボロブドゥール寺院以外にも2カ所かあります。

ボロブドゥール寺院・パオン寺院・ムンドゥッ寺院はほぼ東西に一直線上に並んでおり、
この一帯はシャイレンドラ王朝(8世紀~9世紀)の特別な聖域であったと考えられています。

そして、この2つの寺院は、世界遺産に登録されています。

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ボロブドゥール寺院遺跡群 (Borobudur Temple Compounds)

1991年 ユネスコ文化遺産に登録

1814年、当時のジャワ島副総督のラッフルズによって発見されたボロブドゥール寺院遺跡群。
8~9世紀にかけてこの地に仏教文化が栄えた頃のものと推定され、仏教建築の最高峰といわれています。
1972年から国際的な協力のもと10年の歳月をかけて修復工事が行われました。

ムンドゥッ寺院 (Candi Mendut)

住所:Jl. Mayor Kusen, Sumberrejo, Mendut, Mungkid, Magelang, Jawa Tengah 56501 インドネシア

基本情報

時間 7:00~17:00
定休日 なし
料金 ボロブドゥール遺跡+ムンドゥッ寺院+パオン寺院共通チケット 大人:30ドル 子供:20ドル

ボロブドゥール寺院から東へ3㎞程度離れたムンドゥッ寺院は、宗教の聖地バナーラスの方面を向いて建てられた
大乗仏教の祠堂で、ムンドウッとは竹林を意味しています。
ボロブドゥール寺院は、「極楽」を意味し、こに寺院は、「煩悩」を意味しているそうです。

内部に安置されている巨大な石仏三尊像は、ジャワ美術の最高傑作とされ、世界で最も美しい仏像のひとつと言われています。

如来像(中央に鎮座)

高さ3mもある如来像は、両手で転法輪を結んでいます。
転法輪とは、仏が仏教を説くことで、人々の迷いを砕くことを意味しています。

観世音菩薩像(左側に鎮座)

左足で胡坐を掻く格好で台座に座っています。

金剛手菩薩(右側に鎮座)

右足で胡坐を掻く格好で台座に座っています。

鬼子母神のレリーフ

観世音菩薩のレリーフ

文殊菩薩のレリーフ

この文殊菩薩は、手が4本掘られています。

寺院は、6.5ヘクタールの広い敷地があり、その中でも、大きながガジュマルの木が大変印象的です。


パウォン寺院 (Candi Pawon)

住所:Brojonalan, Dusun 1, Wanurejo, Kec. Borobudur, Magelang, Jawa Tengah 56553 インドネシア


ボロブドゥール寺院から西の方向を向いており、「解脱」を表す寺院で、寺院の役目としては諸説あるが、
寺院の役割としては、シャイレンドラ王朝のインドラ王の遺灰を埋めた場所と言われています。

高さ12mと小さい祠です。

吉祥の聖樹カルバタールと天界の住人が描かれたレリーフ

左右側面には、ターラー像を描いたレリーフがあります。

ボロブドゥール寺院以外は、非常に小ぶりな寺院ですが、ジャワ美術を最高傑作のレリーフや仏像を
見ることができるので、時間があれば遠くても3㎞程度なので、是非足を運んでみてください。


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