下の写真は、入口です。
インドで最も有名な偉人 マハトマ・ガンジーが荼毘に付された場所
ラージ・ガッドをご紹介します。
住所:Behind Red Fort, New Delhi, Delhi 110006 インド
時間 | 日の出から日没まで |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
この場所を語る前に、少しガンジーについて記載します。
イギリスのインド帝国のグジャラート州で生まれのガンジーは、その後、南アフリカで弁護士をする傍らで
公民権運動に参加し、帰国後は、イギリスからの独立を指揮しました。
その時の彼の行動が暴力による解決ではなく、「非暴力・不服従」に徹した戦いでインドの独立を勝ちとりました。この思想が後に、「サティヤー・グラハ」(心理の把握)と呼ばれイギリス帝国をイギリス連邦に変えるなど
政治思想として平和的手段の手法として世界中に大きな影響力を与えました。しかし、そんな偉大なガンジーも1948年1月30日午後5時17分、中庭に造られた寺院へ夕方の祈りを捧げに
向かう途中、ヒンドゥー教原理主義団体の民族義勇団に所属していたナトゥーラーム・ゴートーゼにより
ピストルで暗殺されます。その時、78歳でした。そして、ガンジーの葬儀は、翌日の1月31日に、ここラージ・ガッドで国葬として荼毘に付されました。
マハートマーとは、「偉大なる魂」という意味で、インドの詩聖タゴールから贈られたとされるガンジーの尊称です。
下の写真は、入口です。
ここは、お墓でなく、ガンジーが荼毘に付された場所で、遺灰は、ガンジス川と南アフリカの海に散骨されたそうです。
ここは、神聖な場所なので、祭壇までは、靴を脱いで、裸足で行きます。
中央の祭壇には、花が献花されており、横にはガンジーの魂を表した炎が燃え続けています。
とても、静かな場所で、皆さん思い思いにお祈りをしていました。
中には、ガンジーの売店があり、書籍など多数売られていました。
ガンジーの話は、書籍や映画にもなっています。
ここを訪れる前に、映画を見て予習してから行くのもいいですね。
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現在、毎年、ガンジーが誕生した10月2日は、ガンディー記念日となり祝日となっています。
まさに、インドは誇る偉人ですね。