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東洋と西洋が融合する街!! 世界遺産「マカオ歴史地区」を散策してみた。

中国は、世界で一番世界遺産の多い国です。

そして、マカオは、中華人民共和国の特別行政区の一つで、旧ポルトガル領土であったため
町並みは、ヨーロッパの香のする魅力的なエリアです。

そのため、このマカオは、街の建物や広場などが世界遺産に選ばれております。

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マカオ歴史地区 (The Historic Centre of Macao)

2005年 ユネスコ文化遺産に登録

中華人民共和国の特別行政区であるマカオにある、20以上の建築や広場などの古跡を含む地区である。
かつてのポルトガルの植民地であったためその名残が残っており、東洋と西洋が融合した街並みになっています。

対象となっている30ヵ所の建造物や広場は、下記になり、私が訪れた場所は太字にしています。

  • 聖ポール天主堂跡
  • 聖ドミンゴ教会
  • 大堂
  • モンテの砦
  • 聖ローレンス教会
  • 媽閣廟
  • 港務局
  • 鄭家屋敷- 思想家鄭観応の故居
  • 聖ヨゼフ修道院及び聖堂
  • ドン・ペドロ5世劇場
  • ロバート・ホー・トン図書館
  • 聖オーガスティン教会
  • 民政総署大楼
  • 三街会館
  • 仁慈堂大楼
  • 盧家屋敷
  • ナーチャ廟
  • 旧城壁
  • 聖アントニオ教会
  • カーザ庭園
  • プロテスタント墓地
  • ギア要塞
  • セナド広場
  • リラウ広場
  • 聖オーガスティン広場
  • バラ広場
  • 大堂広場
  • 聖ドミンゴ広場
  • イエズス会紀念広場
  • カモンエス広場

(Wikipedia一部参照)

聖ポール天主堂跡

住所:澳門耶穌會紀念廣場

基本情報

時間 9:00~18:00
定休日 無休
料金 無料

聖ポール天主堂は、1582年から1602年にイエズス会士によって建築されました。
当時は、アジアで最大のカトリック教会だったそうです。

当時は、カトリック教会は、ヨーロッパ以外の国でも信者を増やそうと王族たちが競い合って寄進をしたそうです。
しかし、聖ポール天主堂は、1835年の台風の時の火災によって焼失してしまい、現在、残されているのは、
正面のファサードと66の階段だけになってしまいました。

この寺院は、日本から追放されたキリスト教徒と現地の職人によって一部建設されたそうです。

聖ドミニコ教会

住所:マカオTv. de São Domingos, &號 板樟堂前地

基本情報

時間 10:00~18:00
定休日 無休
料金 無料

メキシコから来た3人のスペイン人のドミニコ会聖職者により1587年に設立されました。
もともとは、木造建築でしたが、その後、改修が繰り返され、18世紀頃に今の形であるバロック様式に改修され
ヨーロッパとマカオの文化が融合した設計になっています。

ここでは、1822年に中国で初のポルトガル新聞「A Abelha da China (“The China Bee”)」が発刊されたそうです。

 

祭壇の中央にある聖母子像があり、左右には、木や象牙で作らた聖人の像が並んでいます。

大堂

住所:澳門大堂前地1號

基本情報

時間 7:30~18:30
定休日 無休
料金 無料
イエスの弟子、聖ラザロを祀る教会で、アジアの主教管区として1622年に建設されました。
この大堂は、マカオのカトリック派の中心的な役割を担っており、祭壇の下には、16~17世紀の司教や聖職者が納められています。
最初は、レンガ造りの建物でしたが、その後、災害や改修を繰り替えており、1937年に現在の姿になったそうです。

モンテの砦

住所:澳門大炮台

基本情報

時間 7:00~19:00
*博物館は、10:00~18:00
定休日 無休
料金 無料

モンテの砦は、10,000㎡の台形の上に1617年から1626年にかけてイエズス会の協力のもとに築かれました。
また、砦には、22門の大砲が海洋に向けて設置されており、砦には大砲の他に、軍部宿舎、井戸のほか、
2年間の攻撃に耐えうるよう兵器工場や貯蔵庫もあったそうです。

なお、砲門は、3方向にあり、中国本土に向いておらず、これは、中国と戦う遺志がないことを示しているそうです。

セナド広場

住所:

16世紀から18世紀にかけて中国人とポルトガル人が会したレアル・セナドがここに面して
置かれていたことが、広場の名前の由来です。
ちなみに、現在、レアル・セナドがあった場所には民政総署大楼が存在しています。

広場の中心には、地球儀に模した噴水が設置されており、噴水池とも呼ばれており、
その周りを白とグレーの波模様に石畳が敷き詰められており、これは、ポルトガルの熟練工の手により作られたものです。

マカオ歴史地区には、30ヵ所も該当なる場所があるので、1日だけではすべて回れないと思うので、2~3日かけて
ゆっくり散策するのがお勧めです。



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