カンボジア宮廷舞踊のアプサラダンスをクレーンⅡレストランで鑑賞してきた。

カンボジアの伝統舞踊であるアプサラダンス。

アプサラの語源である「アプサラス(Apsaras)」は、古代インドの神話に登場する天女を
意味していることから天女の舞とも言われており、アンコールワットなど遺跡のレリーフなどにも
しばしば描かれています。

アプサラダンスの歴史は、古く9世~15世紀に反映したアンコール朝が起源とされていますが、
ポルポト政権時代に古典舞踊であるアプサラに関わる90%の人々が処刑され、また、多くの書物が
消失してしまうという悲しい歴史があります。

ただ、難を逃れた踊り子達により、1989年に復活されたそうです。

そんな一度は失われた伝統舞踊アプサラダンスを下記のツアーなどで見ることができるます。

伝統舞踊アプサラダンスショー鑑賞+ビュッフェディナー<送迎選択可>*当日15時まで予約可プランあり

スポンサーリンク

アプサラダンス鑑賞 (Apsara-dance)

アプサラダンスを見られるレストランは、シュムリアップやブノンペンなどでも見ることができます。
私は、シュムリアップのクレーンⅡで食事と合わせてアプサラダンスを鑑賞しました。

クレーンⅡレストラン (KoulenⅡ Restaurant)

住所:# 5, Street Sivutha, Mondul 2 Village, 17252 カンボジア

営業時間 11:00~22:00(ビュッフェスタイルは、18:00から)
定休日 無休
上演時間 19:30~20:30
料金 12$(ビュッフェのディナー付き)
公式URL https://www.koulenrestaurant.com/

アプサラダンスの一番の特徴は、手の動きです。
踊り子の反り返った手と指の動きや形には、それぞれ意味があり、生命の営みを芽生えから
実が落ちるまでを表現しています。

  1. 芽生え
  2. 新芽が芽吹く
  3. 葉が出る
  4. 枝が伸びる
  5. つぼみ
  6. 実が熟れる
  7. 実が落ちる

下の写真の手の動きは、「葉がでるの動き」です。

踊りの中で、手の動きだけでなく、頭や腕、足の微妙な位置や広げ方すべてが意味を持っているそうです。

アプサラダンスの最後の演目として踊られるのが、天女たちが花咲き誇る庭園で楽しんでいる様子を表現しています。
中央の天女は、ホワイト・アプサラと呼ばれ踊り子たちの憧れになっているそうです。

今回のクレーンⅡレストランのアプサラダンスの模様をダイジェストでまとめてみましたので興味があれば是非ご覧ください。

最後、舞踊が終わるとお客様が舞台にあがって記念撮影ができます。

カンボジアの伝統舞踊を見ながら、食事やお酒が飲めるなんて、当時で考えると王侯貴族ですね。
バリ舞踊ともタイの舞踊とも少し違う独特のクメール舞踊を是非堪能してみてください。



Wandering Traveler