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アンコール2大遺跡群のひとつ!!王の宇宙観を体現した「アンコール・トム」を散策してみた。

カンボジアは、世界的に有名な仏教遺跡群が2つあります。
ひとつは、アンコールワット。
そして、もうひとつは、バイヨンを中心としたアンコール・トム。

歴史を紐解くと、アンコール・ワットを建築したスールヤヴァルマン2世の死後、1177年のベトナムのチャンパ軍により、
アンコール地域は、征服されてしまったが、シャヤヴァルマン7世の時代に、チャンパ軍から再度奪還し、彼の手により
1辺約3㎞の城壁に囲まれ、中央にバイヨン寺院を配置し、周りにも多数の寺院が築かれ、宗教色の強い都を完成させました。

彼は、この時に、道路網の整備や宿駅など整備し、クメール帝国の枠組みを造り上げました。

そんな宗教都市 アンコール・トムを紹介します。

アンコール遺跡群は、ツアーを利用すると効率的に回ることができますので、個人旅行の場合は、
下記のようなツアーを利用すると便利だと思います。

【貸切or混載】アンコールワット3大遺跡1日観光ツアー 朝日夕日鑑賞+アプサラダンスショー 空港お送りオプション選択可!<昼・夕食/日本語ガイド>
【混載】アンコールワット3大遺跡1日観光ツアー プレループでの夕日鑑賞 アプサラダンスディナーショープラン選択可!<昼食/日本語ガイド/朝日鑑賞オプション有>
【貸切】アンコールワット3大遺跡1日観光ツアー プノンバケンでの夕日鑑賞トゥクトゥクor専用車から選択可!<昼食/日本語ガイド/朝日鑑賞オプション有>

アンコール・トムは、世界遺産に登録されています。

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アンコール遺跡 (Angkor)

1992年/2004年 ユネスコ文化遺産に登録

カンボジアの北西部、トンレサップ湖北岸のシェムリアップの北側に位置するクメール王朝時代の遺跡群である。
1992年ユネスコの世界危機遺産に登録され、遺跡を中心とし修復に努めてきたが、第二段階として
2004年世界文化遺産に登録されました。

アンコール遺跡の対象となるものは下記になります。

【メインエリア】

アンコール遺跡群の王宮内とその周辺の遺跡を散策してみた。
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世界三大仏教遺跡のひとつ天空の楽園「アンコール・ワット」を散策してみた。
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【東部エリア】

巨大な木々に覆われたタ・プロームを散策してみた。
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【北東部エリア】

【北東部郊外エリア】

東洋のモナリザと呼ばれる優雅なレレリーフがある「バンテアイ・スレイ」を散策してみた。
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【北部エリア】

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【西部エリア】

【南部郊外エリア】

【南東部郊外エリア】

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アンコール・トム (Angkor Thom)

住所:Angkor Archaeological Park ក្រុងសៀមរាប, 17000 カンボジア

基本情報

時間 7:30~17:30
定休日 無休

*遺跡観光には、アンコール・パス(共通チケット)の携帯が必須になります。
詳しくは、下記を参照してみてください。

シュムリアップ周辺遺跡の入場チケット(アンコール・パス)についてまとめてみた。
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南大門

アンコール・トムの入口にあります。
アンコール・トムは、高さ約8mの城壁に囲まれており、周囲は、約12㎞の城壁内には、十字に主要道路が配置され
その中心にバイヨン寺院があります。

バイヨン寺院 (Bayon)

バイヨン寺院は、アンコール・トムの中心にあり、観世音菩薩のモチーフとしても有名な寺院で、
寺院内にある、観世音菩薩の四面塔は、プリア・カンやタ・プロームなどバイヨン様式の寺院に共通で見られます。

バイヨンは、仏教の須弥山を象徴化しており、須弥山は、古代インドの宇宙観によると神々の聖域でもあり、
神が降臨する場所でもありました。

この宇宙観を正確に具現化することが、ジャヤヴァルマン7世の使命であったそうです。

中央祠堂を中心に、第1回廊・第二回廊が取り囲んでいます。

第一回廊

第一回廊は、日常的な庶民の生活や貴族の暮らしが盛り込まれています。

また、チャンパとの戦いの行軍の様子も描かれています。

チャンパ軍の行軍のレリーフ

第二回廊

なんとも言えないほほ笑みを浮かべている観世音菩薩の顔たち。
観世音菩薩の4面塔は、テラスに49、5つの塔門を入れて全部で、54あります。

第2層のテラスからは、見る位置により、3つの菩薩の顔が並んで見えます。

下の写真は、200ルピー紙幣に描かれています。
ただし、現在では、ほとんど流通していないそうです。

美しいデバター達。

カンボジアの世界遺産と聞くと、アンコール・ワットを一番に思い浮かべる人も多いかと思いますが
個人的には、この宇宙観たっぷりで建築されたアンコール・トムの方が印象深かったです。



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