イスラエル初代首相であるディビッド・ベン-グリオンが1931年~1953年まで家族と過ごした家で、
世界遺産「白い町」の散策時に訪問できる場所にあります。
住所:Sderot Ben Gurion 17, Tel Aviv-Yafo, イスラエル
時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
ダヴィド・ベン=グリオンは、イスラエルの政治家で、首相(初代・第3代)を務めました。
ポーランドのプロニスクで生まれ、パレスチナ移住後はユダヤ系住民のイギリス軍への参加を呼びかけると共に、
ナチスの弾圧によって多くのユダヤ系難民がパレスチナへ押し寄せる様になると、これを規制しようとするイギリス当局と
折衝して難民受け入れに尽力しました。
1947年に国際連合がパレスチナ分割を決議するとメナヘム・ベギンら率いるイルグンなど過激強硬派のテロや反発を抑えながら、
独立への準備を進め1948年5月14日にイスラエルの独立を宣言し、新しい国家は「人種、信条、性差に偏見を持たず、
市民の完全な社会的、政治的平等を守る」と述べた。1949年5月11日にはイスラエルの国連加盟を実現した人です。
ちなみに、同国の空の玄関口で国際定期旅客便のほとんどが到着する空港は、彼の名をとって、
ベン・グリオン国際空港と呼ばれています。
館内の入口には、ベングリオンの功績を顕したディスプレイがあります。
1階にはリビングルーム、キッチン、彼の奥さんポーラの寝室、Renana’s roomと呼ばれる彼のベットルーム兼シェルター部屋で
2階にあがると、図書館のような部屋が並んでいます。
1階は、写真がとれなかったので、2階の写真を載せています。
執務室も窓もなく、質素な感じです。
さすがに、寝室には、書物はありませんでした。
2階から1階へ降りる外階段には、各国の国旗が並んでしました。
ベングリオンハウスを覗いてみると、ベングリオンという人は、部屋の書物をみても、相当の勉強家で
この膨大な知識により、イスラエルという難しい国家を建設したんだなと改めて感じました。
無料で、入れますので是非、イスラエルの礎をつくったベングリオンの家を見学してみてください。