ナザレの名が世界中に知られている理由は、新約聖書ルカによる福音書1:26に登場している
聖母マリアがイエス誕生をを大天使ガブリエルに告げられ、イエスが伝道活動を始めるまでの
約30年間暮らしていた場所で、聖地とされています。
住所:Al-Bishara St 12, Nazareth, イスラエル
営業時間 | 8:30~17:00 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
マリアが受胎告知を受けたと伝えられる洞窟の上に建ち、356年にコンスタンティヌス帝の母エレナにより
洞窟跡上に最初の教会が建てられました。
そして、複雑な歴史を経て、1969年に完成した中近東最大級のモダンな教会が再建されました。
ローマ皇帝コンスタンティヌスが母ヘレナの頼みを受けて最初の建物を建ててから、ビザンツ時代や十字軍時代にも教会があり
いつの時代も聖地となっています。
教会内は、シンプルな造りです。
下の写真が、マリアがお告げを受けたとされる洞窟です。
岩のむきだしになっており、かつての雰囲気を彷彿とさせている。
ちなみに、受胎告知とは、キリスト教の聖典である『新約聖書』に書かれているエピソードの1つ。
聖告、処女聖マリアのお告げ、生神女福音とも言う。
一般に、処女マリアに天使のガブリエルが降り、マリアが聖霊によってキリストを妊娠したことを告げ、
またマリアがそれを受け入れることを告げる出来事です。
下の写真が、フラ・アンジェリコの「受胎告知」の絵画です。
これは、サクラダファミリアの聖誕のファサードにある受胎告知のシーン。
まさに、聖書の世界に来てしまいました。
私が行った時は、ほとんど人がいなかったので、神聖な感じがとてもしました。
教会の内部には、各国から贈られたマリア像が飾られています。
2階に上がると、教会の内部には、各国から贈られたマリア像が飾られています。
下の写真は、日本の画家、長谷川路可の「華の聖母子」です。
モデルは、細川ガラシャ夫人をモデルとして想定し描いたと言われています。
壁画には、ふんだんに真珠が使われています。
教会の内外の壁には、世界各国のカトリック系教会から奉献された聖母マリア像や壁画が飾られています。
その国の特徴がわかるような衣装をきています。
いかにも中国っぽい聖母子です。
住所:Nazareth, イスラエル
時間 | 7:00~18:00 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
フランシスコ会修道院により、マリアの夫ヨセフが大工の仕事をしていたという場所に建てられた教会で
現在のものは、1941年に建てられました。
階段を降りて行くと、ビザンツ時代の礼拝所とブドウ酒を造ってたサイロがあります。
階段の下に保存していたのでしょうか?
ここが礼拝所です。
私の移動ルートは、下記で、受胎告知教会に向かいました。
331便で、Alonim JunctionからナザレへPaulus Hashishi/Tawfik Zayyadへ行きます。
聖書の世界を垣間見た!!そんな瞬間でした。
ここからイエスの物語が始まったと言っても過言ではありません。
イスラエルに来た時は、バスでも行きやすいので個人旅行でも選択肢にしてみてください。