エルサレム旧市街には、4つの街区があります。
今回紹介するのは、アルメニア人街区です。
アルメニア人街区は、旧市街の四つの街区の中では最小で、アルメニア人のほとんどはアルメニア使徒教会の
+信徒を中心とするキリスト教徒ではあるが、キリスト教徒街区とは区別されています。
この街区は面積・人口とも小さなものではあるけれども、アルメニア人とその総主教座は断固として独立を保ち、
旧市街の中で力強い存在感を示しています。
今日、エルサレムには3000人以上のアルメニア人が住んでいるが、そのうち500人が旧市街のアルメニア人街区で暮らしています。
下は、エルサレム旧市街の地図です。
住所:Amerian Patriarchate Jerusalem
時間 | 6:30~9:30 15:00~15:45 |
定休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
イエスの12使徒のひとり、ゼベタイの子ヤコブが殉教したとされる場所に、11世紀に建てられました。
イエスの死後、教団に加わったイエスの弟ヤコブも祀られています。
残念ながら修復中で中にはいれませんでした。
アルメニア使徒教会エルサレム総主教庁の座所になっています。
聖ヤコブ教会は、内部の礼拝堂がとても綺麗で、有名で金属性の飾りがとても美しいそうです。
(上記写真は、Wikipedia参照)
住所:
時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 不定期 |
料金 | 無料(寄付) |
福音書の著者マルコの家だと伝えらている場所に建てられ、シリア正教会によって管理されています。
70年にローマ帝国に破壊されたあとも、エジプトのファーティマ朝のカリフ、ハキムから弾圧をうけるが、そのたびに修復されました。
シリア正教会によると、イエスが最後の晩餐を行ったり、弟子の足を洗った場所とされ、また、教会内にある聖母子のイコンは
福音書の著書ルカが描いたものと伝えれています。
私は、入ることが出来ませんでした。
ちなみに、この教会で起きた出来事(福音書等)はこんなにあります。
このエピソードからも聖なる場所ということがわかりますね。
- 主は使徒たちと過ぎ越しの食事を行った(マタイ26:17、マルコ14:14-15、ルカ22:1-18)。
- 天使によって牢屋から助け出された聖ペテロは、その天使に、彼のために使徒たちが集まって祈っていた
聖マルコの家に導かれた(使徒言行録12:7-11)。- 聖餐の制定(マタイ26:26-35、マルコ14:22、ルカ22:19-20)。
- 足を洗う(ヨハネ13:4-11)
- イエスは復活し、使徒たちの前に現れた(マルコ16:14、ルカ24:33-49、ヨハネ20:19-29)。
- 過ぎ越し祭の日、聖霊が使徒たちに降った(使徒言行録2:1-4)。
- 聖マティアが使徒に昇格した(使徒言行録1:15-26)。
- 7人の弟子の昇格とキリスト教会での初の司祭叙任(使徒言行録6:1-8)
- 主の昇天後、使徒と信者たちは集まり、心を一つにした(使徒言行録1:13-14)。
- 主は使徒たちに彼の苦しみと死について語った(マタイ26:20-25、マルコ14:17、ルカ22:21-23)。
- 主の昇天後、使徒たちは集まって教え、聖餐を分かち合った(使徒言行録2:42-47、4:23、12:11)。
- リア人の神学者でダラの大主教であった聖エヴァノス(860年死去)によると、使徒たちが
教会の歴史上初めて聖油を祝福し、新たに洗礼を受けた全ての信者に堅信礼の秘蹟を与えた。- 同じく聖エヴァノスによると、聖母マリアは同じこの場所で使徒たちから洗礼と堅信礼の秘蹟を受けた。
- 西暦51年にキリスト教会の初の使徒会議がこの場所で開かれた(使徒言行録15:6-29)。
- 主の昇天後、使徒と信者たちは集まり、心を一つにした(使徒言行録1:13-14)。
- 主は使徒たちに彼の苦しみと死について語った(マタイ26:20-25、マルコ14:17、ルカ22:21-23)。
- 主の昇天後、使徒たちは集まって教え、聖餐を分かち合った(使徒言行録2:42-47、4:23、12:11)。
- シリア人の神学者でダラの大主教であった聖エヴァノス(860年死去)によると、使徒たちが教会の歴史上初めて聖油を祝福し、新たに洗礼を受けた全ての信者に堅信礼の秘蹟を与えた。
- 同じく聖エヴァノスによると、聖母マリアは同じこの場所で使徒たちから洗礼と堅信礼の秘蹟を受けた。
- 西暦51年にキリスト教会の初の使徒会議がこの場所で開かれた(使徒言行録15:6-29)。
アルメニア人街区は、もう少し探索してみたかったのですが、中に入れなかったり、道がわからなかったり
あまり散策ができない場所でした。
歴史的にもかなり意味ある場所だけに残念でした。