地中海に面した港町アッコーの歴史は、紀元前20世紀には、エジプトのアマルナ文書でその名が見られ
紀元前16世紀には、フィニキア人の港湾都市として繁栄しました。
その後、十字軍、マムルーク朝、オスマン朝などの時代を通り、現在の姿になったのは
オスマン朝後期になってからです。
現在、見られる旧市街は、1948年のイスラエル独立後、政府の保護のもとに整備され、おもに、アラブ人が住んでいます。
2001年 世界文化遺産に登録
アッコは、フェニキア時代から港町として栄えていた古都であるが、現在の旧市街の基礎は
18～19世紀のオスマン朝時代に築かれました。
城壁に囲まれた旧市街には、アル・ジャッザール・モスクをはじめ。当時の建築物が残っています。
また、この典型的なイスラム都市の地下には、12世紀から13世紀末にかけての十字軍の時代の町が埋もれています。
オスマン朝時代には、地下要塞として利用されていたが保存状態は、よく、今でも音楽会などが開かれる
「騎士のホール」や聖ヨハネの地下聖堂などが残っています。
住所：El Jazzar St, Acre, イスラエル
| 時間 | 10：00～19：00（夏期）17：00（冬期） |
| 定休日 | 無休 |
| 料金 | 10NIS |
チケットは、下記になります。
緑のドームと高いミナレットをもつこの寺院は、1781年にオスマン朝の総督ジャッザール・アフマド・バーシャーが
サンタ・クローチェ大聖堂の跡地に建設されました。
預言者ムハンマドの顎髭が納められていることでも知られます。
寺院の内部は、アラベスク模様と大理石、シャンデリアなど豪華絢爛。
ローマン様式の柱は、カイザリアから運ばれてきたものです。
住所：Ha-Hagana St 48, Acre, イスラエル
旧市街をぐるりと囲む城壁は、十字軍やオスマン朝、そして、イギリスがそれぞれの先住者達が
造ったものに土台を増築していったものが今の形となっています。
遠くに灯台が見えます。
住所：
いくつか残る隊商宿の中で、18世紀に総督ジャッザール・アフマド・バーシャーに建てられたもので
保存状態がとてもよく、「柱の隊商宿」の名前の通り、いくつもの柱からできています。
旧アッコ市街は、世界遺産の街なだけあり見どころ充分です。
時間をかけて散策してみてください。