ナイル東岸は、太陽が昇ってくるため生きている人が住む「生者の世界」と伝えれていました。
そして、「生者の世界」の中で建設されたエジプト最大の遺跡がカルナック神殿です。
この神殿は、ルクソール神殿から約3㎞のところに、カルナックの広大な考古学歴史地区があり、
レンガの壁によって3つに分かれています。
最大は、30ヘクタールの土地を占めるアモン神殿、その左にあるのは、モンツ神殿、少し離れた場所にあるのが
ムート女王神殿です。
そして、カルナック神殿、ルクソール神殿、王家の谷は、「古代都市テーベとその墓地遺跡」として
世界遺産として登録されています。
1979年 ユネスコ文化遺産に登録
テーベは、古代エジプト新王国時代の首都で、第18王朝時代に繁栄し、カルナックのアモン大神殿など多くの
神殿、葬祭殿、墓が建設されました。
現存する遺構は、カルナックのアモン神殿や、ルクソール神殿のラムセス2世像、第11王朝時代・第18王朝以降の葬祭殿、
第18~20王朝時代の王墓(王家の谷)や王妃の墓などがあります。
住所:エジプト Luxor Governorate, Luxor, カルナック
時間 | 6:00~17:30 |
定休日 | 無休 |
料金 | 200EGP(約1360円) |
*100EGP(エジプトポンド)=680円程度
下が当時のチケットです。
エジプト最大規模の遺跡で、祀られているアモン神は、もともと小部落でしかなかったテーベ地方神であったが
中王国時代からテーベが発展するに従い、太陽神ラーと統合して国家の最高神になりました。
古代王国時代から王自信が神であったのだが、新王国時代になると、ファラオは、アモン神の庇護のもとにある存在となりました。
そのため、歴代のファラオ達は、アモン神の信仰の地に、神殿やオベリスクを建造し、いつしか巨大な遺跡群となったそうです。
当時は1,350体のスフィンクスが建てられ、その長さは2,700メートルにも及んだといわれます。
ちなみに、普通イメージしているスフィンクスとは顔を違っています。
これは、アメン神は、羊の顔で描かれていることもあるみたいで、顔が牡羊顔になっています。
カルナック神殿の入口部分です。
高さは、43mで、エジプトでは、最大の塔門です。
第2塔門の手前には、パネジェム1世の巨像とラムセス2世の巨像が並んでいます。
ただ、写真では、柱に隠れてみえませんが、ラムセス2世は、2体ありましたが、現在のそのうち1体は足の部分しか残っていません。
アモン神殿の一番の見どころ大列柱は、幅102m、奥行き52mの空間に、高さ23m、15mの2種類の巨大な柱が134本並んでいます。
富を誇っていた歴代のファラオ達は、競って大列柱室を飾り立て、アメンホテプ三世は、巨大なアーキトレーヴを支える中央廊の
12本の円柱を建て、ラムセス1世の着手した室内装飾は、その後セティ1世、ラムセス2世によって受け継がれたそうです。
高さ23m、重さ143トンのオベリスクが並んでいたそうですが、現在は、1本しか残っていません。
高さ30mあるハトシェプス女王のオベリスクは、現在エジプトに残っているオベリスクで一番大きいそうです。
このオベリスクは、非常に保存状態が良いのですが、これは、ハトシェプス女王により王位を奪われた
トトメス三世が、ハトシェプス女王亡き後に、ハトシェプス女王の存在をなくすために彼女の名前や姿を削り取ったあと、
オベリスクの周りを石垣で囲ったからだそうです。
カルナック神殿の始まりの場所です。
ここからこんなに大きな神殿になるなんてびっくりです。
カルナック神殿エリアで一番古いエリアで、中王国時代のものです。
この祝祭殿は元々王位更新祭のヘブ・セド(セド祭)の為の儀式を執り行う為に建立され、年に1度の
オペト祭の儀式の一部でも使われていたそうです。
私が見た世界遺産の中でもかなり記憶に残る遺跡群です。
正直、これを見てしまうとピラミッドがかすんでしまいます。
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